家庭菜園はじめました。
家が建っていた空地を一から耕し、土をふるい、栄養のある土を入れて・・・
その作業も良い運動になるし、自然とふれあうのはストレス解消、とりたての無農薬野菜が食べられるのも良い感じ。
新鮮な野菜はおいしい😋
住宅地における家庭菜園のつくり方
水はけの悪い構造になっている場合は、溝を掘って縁取りをする。
土地の傾斜も見ながら、水が溝の方へ流れていくようにする。
畑は水はけと適度な保水性が大事。
溝の深さは、畝の深さよりも深く。
この溝には大きな石をつめておいた。上に不織布をかけても雑草予防で良い。
畝作り。宅地用のかたい土を、深さ60cm程掘る。
ごぼうを作りたい場合はもっと掘ってもいいけど、すごく大変なのでやめた方が良さそう。
幅は60cm以上、長さも用途に応じて。それがそのまま畝幅になる。
下へ行くほどかたく、鍬で力いっぱい掘っても途中で3cmずつしか掘れなくなるので、雨上がりのぬかるんだところを掘る。特にグライ土という灰色の粘土がかたい。
雨上がりでも10cm掘ればまた乾燥したかたい地面が出てくるので、次の雨を待つ。
途中に大小の石やタイルがあり、カンっという音と共に火花が散る。
くだけた小石が後方に飛んでいくので、人が通るところには飛ばないようにしよう。
掘った土は、ふるってから腐葉土や土の復活剤等を混ぜて使うので、のけておく。
このとおり、地面カッチカチやぞ。雑草すら生えづらい。
支柱をたてるのも一苦労。かたくて重い金属の杭を金槌で打ち込むのが良さそう。
掘った土を、乾燥した状態の時にふるう。
濡れていたらだまになってふるいにくい。
直径2cm以上の石と、それ以下の小石&土にわける。
土をふるうのは、しっかりしたバーベキューの網(網目2cm程度)を使うと楽。安物だとすぐに壊れてしまう。
私は百均で買ったDIY用のフェンスを2枚ずらして重ねて、手製のふるいを作成。
よくある既製品のふるいでは、網目がこまかすぎてよくつまるのと、いちいち手でふるっていては手間。
プランタースタンドの上に網をセットし、スコップで土を上から乗せれば、細かい石と土だけ下に落ちていく。
畑は団粒構造、下にいく程荒く、上に行く程細かい土が良い。
土が細かすぎても固まって粘土のようになってしまうし、空気が程よく混ざるよう、2cm以下の小石はむしろあった方が良さそう。
畝の底には2cm以上の大きな石を5cm程度ひいておく。
その上に不織布をひいておけば、そこまでは根が伸びないので、水がたまっても根腐れせずにすむ。水は石の隙間に溜まり、溝に流れていく。
そこまで畝が準備できたら、あとは畝の穴の上で土をふるっていけば効率が良い。
網の上に残った石は、溝に放り込むか、次の畝用にとっておく。
粘土のかたまりは、石とみなしてもいいし、砕いて土にしても良い。
ふるった土は、穴に戻しても半分以下。
栄養のある増し土や堆肥、腐葉土等をたくさんまぜて、こんもりと盛り上げれば完成。
なにせ、元の土は有機物ほぼ0の、雑草もなかなか生えない土だから。
畑というより、手作りのコンテナと呼ぶ方があっているのでは・・・
モルタルが土にまざっていたり、まわりのコンクリートから溶け出していたら、アルカリ性の土になる。
ピートモスを混ぜても混ぜても、しばらくしたらまたアルカリ性になっていたので、園芸のプロに聞いてみたら、モルタルの影響のようだった。普通は酸性になっていくのに。
このような住宅跡で畑を作る場合は、苦土石灰は酸度を測ってから入れるべし。
↑ 電池がいらないタイプ。要サンドペーパーか爪磨き
|