毎日新聞によると、アーユルヴェーダの「ペニソール」という精力アップの薬(男性の生殖器が大きく、元気になるらしい)を飲んだ人が、鉛中毒になったらしい。
なんと通常の200倍の鉛が、その人が購入したペニソールから検出されたとか。
おお、こわい💦
普通なら常用せずに、アーユルヴェーダ医の指示のもとに短期服用するんだろうけど、適当に販売している業者もいるよう。
それとも、製造過程がいい加減だったのだろうか。後者ならインドの製薬会社こわい。
あと偽物もでまわっているとか。
ここに成分も書かれてあるけど、~Bhasmaは、宝石や金属を焼いて灰にしたもの等らしい。( Bhasma - Wikipedia)
Bhasmaでも、Trivang Bhasmaは、錫、鉛、亜鉛をアロエとターメリックと一緒に加熱処理したものらしい。(Trivang (Trivanga) Bhasma Benefits, Uses & Side Effects)
他にもアーユルヴェーダ薬での鉛中毒の話はまだある。
アーユルヴェーダ薬の金属、Bhasmaには気を付けよう。もちろん、Bhasmaが入っていない薬やサプリメントも。
植物、自然界のものとはいえ、豆乳がとりすぎるとエストロゲン過多になるように、シャタバリもエストロゲンを増やすから、子宮筋腫や乳がんの人等は特に要注意。セントジョーンズワートもセロトニンを増やすから抗うつ剤との併用はいけないよう。エナジードリンクやコーヒーでの、カフェインの取り過ぎも良くない。
こんな感じで、体に入るものは極端な取り方をすると色々影響もあるもの。
漢方なら漢方のプロに、アーユルヴェーダもその医師に、ちゃんと見立ててもらってからの方が良い。
漢方もアーユルヴェーダも、もっと研究がすすんで、エビデンスがちゃんとできれば良いのに。
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