アーユルヴェティ子の「美しく健やかに」

30代女がおくる美と健康のためのブログ。アーユルヴェーダ、シャンプー、化粧品、食、旅のこと等

スリランカのアーユルヴェーダリゾート「Barberyn Beach」滞在④~薬~

一部苦行のようなアーユルヴェーダだが、最も辛いのは本格的なパンチャカルマ(デトックス)で、吐いたり、下痢したり、ヒルに血を吸われたりするやつだろう。そして次に辛いのは、薬の時間だと思う。
幸い私はバーベリンでは、催吐剤や下剤、浣腸等はやらなかったが、浣腸を使っている人もいた。ただ薬は本当に不味かった。
あまり辛いことばかり書くと、アーユルヴェーダを受けに行く人や、読者が減りそうな気もするが、アーユルヴェーダの薬は素晴らしいので、がんばって書こうと思う。

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 ジャングルの鳥がさえずる朝6時、私のバーベリンビーチリゾートでの一日は、ものすごくまずい1杯の薬で始まる。
黒っぽい、苦みと渋みとえぐみのある液体で、今までに飲んだことのない味だ。
見た目は、小さなカップに注いだエスプレッソ。でも残念ながら、これはまずい飲み物。
これを1日2回、夕方6時にも飲む。1回100cc程で、朝夕合わせると200cc位。
白湯で薄めるよりも、そのまま飲んだ方が楽。薄めてもまずい上に量が増える。鼻をつまんでも、やはりまずいものはまずい。
2日目までは、仕方がないと思って、淡々と飲んでいた。
3日目からは、薬を前にため息をつく。なんでスリランカまできて、こんな苦くて渋い思いをしているのだろうと。
そして「まずい!もう一杯!」とお決まりのセリフを一人で口にしてみるが、あまり盛り上がらない。ちなみに、一人で来て一人部屋なので、本当に一人でやっていた。
6日目位からは、「まずいwww」と笑いがこみ上げてきた。
最終日は、これでこのまずい薬ともお別れか、とちょっと寂しくもあった。
しかしその1年後、クアラルンプールの恭和堂でたまたま飲んだ漢方茶がほぼ同じ味で、フラッシュバック。

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朝9時と17時の薬は、シナモンやショウガ等と似た、木や根の粉と、黒い丸薬を同時に飲む。
これは体をあたためる薬らしい。飲むと、体の奥がほっこりする感じがする。
「お湯に入れて」と書いてあったが、私はこっそり持参したオブラートに包んで飲んだ。
9時は、トリートメント中でもあるので、アヴィヤンカが終わったら、湿布や吸入へ行く前に、フロアに置いてある白湯で服用するのが正しいのだろうが、面倒なので部屋に帰ってから10時頃に飲んでいた。

M14時か15時あたりには、甘いシロップ薬があり、これは好きだった。

夜寝る前には、甘いペースト状の、眠りやすくする薬を飲む。

外出する時も、時間には服薬しないといけないので、白湯の水筒と共に持って出る必要がある。

4,5日たって、トリートメント室でいきなり薬はでないだろうと油断していたら、「はい、これでうがいして、飲んじゃだめ。ぶくぶくぺーするのよ。」とうがい薬を渡され、それで洗面台で口をゆすぐのだが、最大級の渋みだった。
例えるなら、グミという木の実をご存知だろうか。見た目は小さなサクランボで、中はちゅるんとして甘酸っぱいが、皮には渋みがあり、口の中がザラっとする。あのグミの皮だけを、50個分位一度に噛んだような渋みだ。
なんのためのうがい薬なのかは分からない。にんにくを食べすぎたので、口が臭かったのだろうか。

 

ここまでさんざんなことを書いてきたけれど、バーベリンの薬は、薬剤師等のスタッフが長時間かけて、新鮮な薬草で丁寧にまごころこめて作った、ありがたい薬なのだ。
私は行かなかったが、作っているところを見学するツアーもある。

 

人それぞれ、処方される薬も治療内容も違うので、まずい薬が出ない人もいた。
薬は大丈夫だが、食事の時に必ず出されるスープが、すごくまずいという人も。
何の薬か分からないが、食事の時に500ml位の黒い液体が入った瓶を提供されている人もいて、嫌そうにDrにだだをこねて、飲むようになだめられていた。
薬はいつも、ヘルスセンターの受付横の、自分の薬棚に取りに行く。食事と同時に飲む人だけ、そうしてレストランで提供されるよう。

 

Dr.との最終コンサルテーションで、持ち帰り薬を処方してもらい、帰国日の前日に受け取る。
私に処方されたのは、鼻の穴に指で入れる鼻炎に効くオイル、肌に良い丸薬、お腹や腰等の痛いところやかたいところに塗るオイル。
この塗り薬がすごかった。排卵痛でお腹がはって痛い時に塗ると、パンパンにふくれていたお腹が、ぷしゅ~という音が聞こえてきそうな程、張りがとれてしゅ~とへこみ、痛みもなくなったのだ。生理痛の時は塗ってもきかなかったが、生理や下痢以外の、謎の下腹痛には、一瞬で効いた。
薬の成分を聞いておけばよかったと後悔。

通販でいろんなアーユルヴェーダの薬は売っているけれど、ちゃんと体質を見た方が良いと思うので、日本にアーユルヴェーダDrつきの薬局ができないだろうか。

 

①施設編
②診察編
③トリートメント編

 

 

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