プルフンティアン島の宿とエリア事情について(2017年時点)
癒しを目的とするならば、どの宿に泊まればよいのか?
このように、島はクチル島とブサル島に分かれている。
シュノーケリングポイントのラワ島という無人島へは、コーラルベイからが近くて安い。ラワ島は1m位あるブダイ?がいることで有名。サメもナポレオンフィッシュも、いろいろいて、岩にサンゴが群生しているので、シュノーケリングだけど浮いているだけで、大きなさんごが左右に広がる。大きないそぎんちゃくがあり、クマノミの家になっている。それをフィンでばさばさあおぐ。
星のあるところが宿。村にも宿が増えているよう。
村はシュノーケリングツアーの昼食に寄った。ここで食料を入手して、夕食にしている人も。
<クチル島 コーラルベイ>
コーラルベイは物価もロングビーチやブサル島に比べて安い。小さくてのんびりした雰囲気。海中は濁っているらしいので、ビーチからシュノーケリングやりたい人には不向き。
ただこのエリアの安宿は、trip adviserやgoogle mapなどでクチコミを調べると、bed bugが出たとか、感じが悪いとか、あまり良い評判の宿がない。
・Ombak Inn Chalet:中~高級。個室は5000円以上するが、1000円位のドミトリーもある。雰囲気は良いけど、高いわりに色々足りていないという噂も。
・butterfly chalet :ほったて小屋のような外観だが、部屋の前からのバルコニーの眺めがよい。google mapの位置は間違っているので注意。
・Fatima Chalet:クチコミでは不親切、汚い。これもgoogle mapで位置が違う。
・Amelia chalet:ベッドの掃除は、前の客が使っていたシーツを裏返すだけ、というクチコミが。ただ壁に隙間はあまりなさそう。
<クチル島 ロングビーチ>
どこにいても、夜は深夜までファイヤーショーの音楽が大きくて睡眠を妨げられる。ちなみにファイヤーショーはビーチの隅から隅まで、いくつもやっている。
ただ一番にぎわっているので、レストランや売店には不自由しない。
宿の数も一番多い。中級以上の宿も含めて、次々新しい宿ができている。ビーチの中央やや北側に、テントキャンプがあり、そこもたくさん人がいた。
ビーチは長く、港=ジェティがビーチの北側にあり、南側の宿を目指すのは大変。絶対に重いスーツケースを持っていってはいけない。桟橋の上以外は、砂地か草むらで、平らな道はほぼない。
海は遠浅の砂地。魚はジェティの桟橋の下にいる。
・mothin chalet:前回参照。ビーチの南の端の高台で、心地よい風が吹く。個室150リンギ~。安くてあまりきれいでないが夜間クーラーがかかるドミあり。ただし夜間は何もしなくても涼しいので、クーラーはいらない。
・rock garden chalet:mothinの隣。清潔そう。南京虫遭遇情報もない。山の斜面に面している。個室160リンギ~。ドミトリーあり。
・マタハリ chalet:個室70リンギ~、ドミあり。蚊帳あり、蚊多い、暑い、ビーチの真ん中。ビーチにある入口からレセプションまで少し歩く。レセプションのスタッフの感じがよかった。私が訪ねた7月末は、6組位空室待ちがあり、荷物を預かってもらって、他の宿を探した。評判は良い。南京虫遭遇情報も見かけない。
・Bintang View Chalet:高台にあり、写真では隙間が多い。トイレとシャワーは共同
・トロピカーナイン :きれいそう。120リンギ~。夜女一人だと、ビーチや他のレストランまで山中を少し歩くので、身動きとれない。昼間歩いていたら、ここの掃除のおじさんがディナーに誘ってきた。
<クチル島 その他>
・D'Lagoon:島の北の方にポツンとある。周辺の海の透明度は低めだが、ビーチエントリーでナポレオンフィッシュがみられる等、魚影は濃いらしい。簡素なバンガローの安宿。のんびりした雰囲気。
・marimari:島の南側。写真で見たところ、ワイルドすぎて無理だと思った。
・mira beach :島の南側、ややコーラルベイ寄りの所にポツンとある。ホワイトサンドのビーチは気持ちよさそうだが、寂しげな感じもするので、一人旅だときついかもしれない。写真では壁に隙間が多い。
<ブサール島西側エリア>
海中はブサール島の方が良いと聞く。アブドゥルの前あたりの海は、ビーチエントリーのシュノーケリングで楽しめるかもしれない。ただし一人の場合、安全のために誰かを誘った方が良い。
メインビーチまでは、山の中の小道でつながっているらしい。アップダウンがあるので、徒歩20分位?
フィッシュポイントは、陸から入れるのか不明だが、かわいい小魚がたくさん群れるポイント。
何が癒しになるかは人にもよるが、私は適度に話し相手がいる方が寂しくないので、暇そうなバックパッカーや一人旅がいそうな宿が無難かもしれない。実際ロングビーチでは、話し相手はすぐに見つかる。
しかし、夜間の騒音や宿の質を考えると、次に行く時は、ブサール島の宿にしようと思う。
そもそもプルフンティアン島は、野性味ある生活をするところであって、のんびりリラックスするともちょっとちがうのかもしれない。ただ亀と一緒に泳いだりはできるので、そういう意味ではヒーリングになる。海に入れば癒される。
なにもしないのは、暑いだけで退屈だ。風邪をひいて海に入れなかった同宿の人は、一日読書でうんざりだったよう。何もしないのがバカンスだなんて信じられない、暇で死にそうだ。
あと私は、ロングビーチに泊まったからか、連日寝不足で疲れた。
ビーチからレセプションまでやや距離があって暗かったり、通り道に明かりが足りなかったり、停電したりするので、どの宿に泊まっても、懐中電灯は必要。おすすめは100均の手の平にのるサイズのやつが、軽くてかさばらない。ない人達は、スマホの明かりを使っていたので、それでなんとかなるのかもしれないが…。
基本島の安宿は、山小屋だと思った方があきらめがつく。山小屋でも熟睡できる人は良いが、そうでない人は何泊も滞在しないようにするか、~resortと名のつくきれいな中級以上の宿に泊まる方が良いだろう。
南京虫=bed bugは、どこの安宿にも運が悪いと出る。安宿よりは頻度は低いが、中級以上の宿でも出る時は出るので、自衛するしかない。
次回かそれ以降、虫刺されについて執筆予定。
|