アーユルヴェティ子の、美と健康のためのもがき

40代女性がおくる美と健康のためのブログ。アーユルヴェーダ、シャンプー、化粧品、食、旅のこと等(広告があります)

南インド、アーユルヴェーダ病院入院の旅(序章~到着、入国審査~)

約2週間、アーユルヴェーダの治療を受けに、南インドケララ州、コーチンにある病院に滞在しました。
3話続いた序章も、とうとう終わり。今回は入国審査のこと等を。

 

隣の席の、領海侵犯してきたぽっちゃり系のおじさん、AirAsiaの座席がよほど狭かったようで、到着後私が立ち上がるなり、ひじかけをガバっと上げて、へにゃっとなってる。

 

到着ゲートからは、入国審査を抜けるまでは免税品店すら無い。
幸いそんなに外国人用のEビザ専用イミグレも混んでおらず、2人前にいた位。
イミグレに、時々難しい職員がいると聞いていたので、なるべく人のよさそうな、にこにこしている職員のところに並ぶ。
私の前のバングラデシュの人達は、英語が聞き取れず苦戦しているよう。
私の番になって分かったのだが、確かに英語をしゃべっているが、なまりが強くて別の言語に聞こえてしまう。
2、3回聞き返して、別の言い回しもしてもらい、ようやく理解できた。

聞かれたのは、「1人か?」「どの位滞在する?」「インドは初めて?」「職業は?」まるで世間話のように和やかに、ほほーそうかそうか、と笑顔でうなずく職員達。
コーチンだけ?」これには「たぶん」と答えておいた。なぜなら、私のビザは観光ビザ。アーユルヴェーダ目的だと医療ビザが必要だと聞いたので、偽物のホテルバウチャーまで用意して、あくまで観光だと言い張る作戦なのだ。しかし、2週間コーチンだけというのも、さすがに不自然か?と思い、「たぶん」と答えたわけだ。
後から病院で出会った患者さんに聞くと、最初から病院に滞在すると言っても、観光ビザで入国できたのだそう。
そして出国時にはどこに泊まったのか届けられており、改めて「滞在の目的は?アーユルヴェーダトリートメント?」「アーユルヴェーダセンターにいたよね?」等と聞かれたので、その時は「目的は観光よ。アーユルヴェーダセンター?ええ、行ったわよ。」と正直に、途中で予定変更したのよ、もしくは、そういえば言ってなかったかしら、忘れちゃったわ。という表情で答えたが、問題なかった。
「どこに泊まるのか?」これは最終日だけ普通のホテルを予約してあるので、ずっとそこにいるつもりかのように、そのホテル名と住所だけを伝えた。

職員「ボットン。」
ん?なんのこと?
職員「ボットン。」
ジェスチャーによると、目の前の指紋読取機に指をあててくれ、ということらしい。
そしてこの指紋読取機、感度が悪い。もう1人いた職員が上から手帳のような物で手をおさえにくる。
人差し指から小指までをとったら、次は親指。これも感度が悪いので、私はフワフワの椅子から立ち上がり、体重をかけて、フルパワーで親指をおさえつけた。それを見た後ろと横のバングラデシュの人達は笑っていた。
イミグレを通過する頃には、不思議な連帯感が生まれたようで、バングラの人達と職員に、笑顔で見送られた。

 

イミグレを出ると、シャンプー等買えそうなところもなく、あるのは免税品店。
もう少し進むと両替屋。
セキュリティチェックを受けた先は、SIMカードとATMのみ。
現金で両替するつもりの人は、チップ分位をその手前でかえておく必要がある。
私はATMでおろすつもりだったので、両替屋はスルー。
しかし、インドのATMは日本、台湾、マレーシアのものとは使い方が違い、引き出すことが出来なかった。
壊れているのかと思えば、あとで調べると、①カードを入れてすぐに抜き取る。②言語や取引を選ぶ。③暗証番号をおす。④金額を入力する。
という手順だった。カード抜き取ってから色々やるのね。ちゃんと調べておけばよかった。ドライバーさん、チップごめんね。

 

外に出ると、病院のドライバーさんが迎えにきていた。
コーディネーターが持たせてくれた、日本語のネームプレートが、「アーユルヴェティ美子」に(笑) かわいい。ちがう、けどそれ私だね。

 

空港から20分位で、細い水たまりだらけの田舎道を通り、病院に到着。
レセプションで住所や名前、必要事項を記入し、白い花を手にもって記念撮影。
後でくれるのかと思ったら、それは病院の保管用だった(笑)

 

部屋広い。ベッドでかい。
セーフティーボックスが鍵のかからないのしかみあたらないので、チェーンロックで間に合わせた。
晩御飯もとっておいてくれたよう。ビリヤニとココナッツを練ったやつがおいしい。
明日は診察とトリートメント開始だ。がんばろう。

 

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