アーユルヴェティ子の、美と健康のためのもがき

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南インド、アーユルヴェーダ病院入院~1日目、初診そして何故か占い師~

ここは南インドケララ州、コーチンにあるアーユルヴェーダ病院。
空港のすぐ近くなので、夜中でも飛行機の轟音が時々聞こえる。
夜中の3時半、飛行機のゴォーーーッという音で目が覚めた。2度寝して、トータル5時間位は眠れた。熟睡中は全然飛行機の音聞こえなかった。
朝の5時頃は、近所の寺院からお祈りの歌が聞こえる。

↓これは洗濯物を干すスペース。広くて快適。
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↓体を洗うところ。ちゃんとお湯が出るけど、まれにトイレも全て断水する。
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↓洗面所
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インドの水道水、どうかな、口ゆすいでも平気かな、と口に含んでみると、
身体を洗う蛇口から出る水とは違い、透明度が高く、クセのない味。
これは、結構きれいなのでは?もしやフィルターをかけている?
いつも海外ではミネラルウォーターでうがいをするが、ここでは水道水で歯磨きをすることにした。

 

朝食は7時半から。楽しみに食堂へ。
思ってたより質素。カレーとふわふわのクレープみたいなの。おいしい↓
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9時、部屋に2名のドクターがきて、便の状態について等、英語で問診を受ける。
あとでコーディネーター兼通訳の人がきてくれるのだけど、と思いつつ、google翻訳で。でもうまく使いこなせず、むずかしい。
30分後、コーディネーターが到着したので、できるとこまでと、血圧だけ測って、レセプションへ。
コーディネーター(以降Cさんと表記)は、今日は体調がすぐれないので、弟分であるという占星術師を連れていた。
軽く自己紹介と世間話等をし、週1回こられているという、婦人科専門の医師も到着したので、場所をかえて問診。
なぜか占星術師も一緒に参加し、えらいDr.2名と、婦人科のDr. 私の担当になる若い女性Dr.Cさん等、6~7名位。
チームで真剣に治療にあたってくれるよう。心強い。
呼吸法をたくさんすること、ゆっくりした動きの運動をよくすること等、生活上の指導も受けた。
あらかじめ質問票はもらっていたのだけど、それに加えて、よく見る夢、運動について等もきかれたので、はじめて行く人で英語に自信がない人は、病歴と一緒に用意していけばスムーズだと思う。

続いて自室で婦人科の内診。

またさっきいた部屋に戻って、治療方針をおしえてもらう。
代謝をあげ、スロータス(=体中のあらゆる管)をひらく。余分な水を出すことで炎症をなおす。体の余分なものを減らしていって、子宮筋腫を小さく、同時に抗炎症作用も。体の一部にできた脂肪腫もなくなるとか。
マッサージのアビヤンカ、ポディキリ、パンチャカルマ前処置のスチームバス、パンチャカルマの下剤、浣腸、婦人科専門トリートメント、鼻腔のトリートメント、パンチャカルマの後処置のオイルバス、仕上げのライスミルクトリートメントを受けることになった。
やはり私はヴァータが高いようなので、その薬と、子宮のヒーリングの薬、消化力を上げる薬が処方された。

ところで、担当Drが書いてくれた薬の英語の説明文だけど、字がバネみたいで読めないよ💦
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Cさんのコーディネート、通訳代と、病院への会計をそれぞれ済ませ、
さっそくトリートメントがあるらしい。
部屋にある石鹸とタオルをセラピストがかきあつめて、手提げに入れて、バタバタとトリートメントルームへ。

初日はアビヤンカというオイルマッサージ。
素っ裸になり、かたじけないと思いつつ、ふんどしを巻いてもらう。もちろんセラピストは女性ばかり。同姓のセラピストが施術するのが普通なので。
そして「オ~ム~」とセラピストと共にお祈りをしてから、台に横たわる。
スリランカでも受けたけど、ここの方が力強くダイナミックな感じで、くすぐったくない。しかもオイルの量もスリランカのバーベリンより多め。

終わって、体を洗って、「水を飲め、そしてココナツウォーターも飲め。そうだ、全部飲め。」と言われ、ものすごい水分をとる。時間もおしているのかもしれないと思ったので、ほっぺたがすぼむ程、いきおいよく飲んだ(笑)
セラピストが自室に送ってくれ、これで午前の予定は終了。

担当Dr.が部屋にやってきたり、うがい用の塩水を食堂のスタッフが持ってきたり。本当に病室なのだな。

昼食のカレーを食べて、 疲れて自室でぐったりしていると、おやつの発芽緑豆の塩ゆでと、ハーブティーがきた。旨い。発芽緑豆って、すごく体によさそう。
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そしていよいよ午後のトリートメント、がんばろう。
別にがんばる必要はないのだけど、ヨニピチュという、膣に薬用オイルを入れる治療を受けるので、なんだかなぁ。
ベテランの女性Drがしてくれるそう。

その前に、薬の蒸気を鼻から吸引し、ナスヤという、鼻に3滴程薬用オイルを垂らし、口から出してうがいをする治療も。
これはちょっと気持ち悪い位で全然へっちゃら。
どこにあったの?という位、汚い痰がドロっと出てきて、すっきり✨

ヨニピチュは、普段から婦人科の内診を苦痛なく、よく受けている人なら、楽々だと思う。
ヨニピチュでは、大きな注射器のようなもので、ギー(バターオイル)で出来た薬を入れて、綿のかたまりを奥まで入れる。綿の塊は薬でひたしてあったり、中にソフトキャンディ状の薬が入っていたりする。これはヨニヴァスティという。
アプリケーター無しでタンポンを使う人なら、違和感ないはず。
綿が滑らないので、入れにくかった。明日はもう少し小さいものにしてくれるそう。別に自分で入れても、入れてもらってもどちらでも良いみたい。
そしてDr.とセラピストが退室し、パッド(ナプキン)でもれてくる薬を受け止めつつ、寝転んで2時間待つのだが、パッドがないので、持ってきてくれるまでしばし立って待つ。パッドは自分のを使うか、購入しないといけない。段取りがうまくいかない。長く垂れたタンポンの紐で、薬がスカートについてしまった。
2時間、スマホ等をいじりながら横になってすごすが、テレビはダメとか、スマホも最小限にとか特に言われない。その辺りはバーベリンの方がストイック。

 

担当Drが夕方来て、翌日の予定表をおいていく。
この若くて可愛いDrは、かなりのグーグル翻訳の使い手、現代っ子だ。

体洗ったりしてると、ヨガの時間を過ぎたので、今日はあきらめる。
ゴロゴロしたり、敷地内を散歩したり。

今日の夕食は、キャベツのスープと温野菜サラダ、カレー、全粒粉チャパティ、どれもおいしい。

夜、Cさんから電話があり、朝一緒に来ていた占い師が、私にとある鉱物が足りていないと透視したとのこと。インド、摩訶不思議。よし、帰国後ちょうど血液検査の予定だから、調べてもらおう。
他にも占い師が過去に透視した話を聞いたが、邪念や怨念について等、なかなかホラーで、気味が悪かった。夜に聞くんじゃなかった。

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