ドーシャ → V=ヴァータ P=ピッタ K=カパ
+上げる ±かわらない -下げる
〇=そのために食べると良いという説がある ×=良くないらしい
(※効能が実証されているとは限りません)
ヴァータ:増えすぎると、風邪、乾燥、不安、生理痛等の不調がでる。程ほどにあれば、フットワークがかるく、スリムな体型。
ピッタ:増えすぎるとイライラ、アトピー等の肌トラブル、心臓疾患、目のトラブル。程ほどにあれば、情熱的、筋肉質でバランスの良い体型。食べてもあまり太らない。
カパ:増えすぎるとむくみ、体重増加、鼻水、冷え性。程ほどにあると、メンタル的に落ち着いて、寛容。
アーユルヴェーダでは、この3つのドーシャ全て増やさずに、バランスをとるのが良いらしい。
くわしくは過去記事を・・・
ではいつもの食物についてのノート公開、今日は「き」のつく食べ物について。
・ギー(=バターからとったオイル)
VPK-
良くない食べ合わせ:同量のはちみつ
〇視力、肌
肥満の人は取り過ぎに注意。
食べる以外には、これを目のまわりに塗ったり、目に入れたりして使う。インド人はギーでアイメイクのクレンジングをしているらしい。アイクリームがわりに目のまわりに塗って寝ると、起きるとぬったところがもっちり肌に。ただし、質の良いものを、アレルギーテストしてから使うこと。使う時は自己責任で。私は目に入れても不具合はなかったけれど。
←愛用している、牧草で育てた牛のギー
(i herb:クーポンコードよければお使いください HIB331 )
・きのこ
V+
×強壮、催淫作用もあるが、元気なのは食べた後だけ。興奮、不安、イライラ、気分の波、消化
・キャベツ(加熱したもの)
V取り過ぎ注意 PK-
良い食べ合わせ:ひまわり油、ターメリック、マスタードシード
〇胃潰瘍、肥満
×硫黄が多いので、ガスがたまりやすく、おならが出やすくなる。春キャベツは良いけれど、春以外のものは神経を不安定にしやすい
・牛乳
VP- K+
良い食べ合わせ:ギー(ヴァータ性の便秘に良い)、生ハチミツ(ギーと同時には使わない)、ドライジンジャー、穀物
良くない食べ合わせ:イーストパン、ヨーグルト、大根、魚、塩、酸味、フルーツ、肉
日本人は、よく牛乳と塩気を子供のころから一緒にとってきたから、いけるかもしれない。クリームシチューとか、給食の牛乳とか。
〇空腹時に良い。肌、女性器、睡眠
×カパ悪化時、消化力低下時
暑い日の夜、寝る前に牛乳を飲むと眠りやすい。
便秘がちな時は、寝る前にギーを入れたホットミルクを飲むと、翌朝出やすい。
・きゅうり
VP- K+
良い食べ合わせ:塩
〇ほてり、喉のかわき、胃炎、泌尿器系疾患、利尿作用、肌
×夜に食べること
体を冷やす
<参考文献>
西川眞知子 他『アーユルヴェーダ実践BOOK』地球丸からだブックス
川島一恵『アーユルヴェーダ治療院のデトックスレシピ』
岩淵 亮順 1979『釈迦がのこした健康法』
バーベリンリゾート作成のプリント