アーユルヴェーダとの出会いは2016年。もっと前から知らず知らずのうちに一部実践していたし、日本人の生活にまざっているものもある。
アーユルヴェーダとは、インドで生まれた医学であり、健康的なライフスタイルそのものでもある。実は漢方は、アーユルヴェーダが中国に伝わって出来たもの。
ヨガは、アーユルヴェーダとは姉妹の関係にある。
規則正しい生活をし、白湯と舌磨きとヨガで一日がはじまり、一日一回のマッサージ(オイル使用 or 不使用)、自分の体質に合った新鮮な食材で作った料理を食べ、感謝の念を持って働き、怒ったり心配しすぎたりしないように過ごす。夜にはヨガや瞑想をして睡眠。
アーユルヴェーダ医は、患者の脈をみて診察し、漢方でいう未病の時や、病気の時、アーユルヴェーダ的に調子が良くない時は、針治療や投薬を施す。
アーマと呼ばれる毒素がたまっている時は、オイルマッサージや発汗、瀉血、下剤、嘔吐剤、絶食などの方法でデトックスする。
シロッダーラという、額にオイルを垂らすアレも、精神、神経の治療の一種である。シロッダーラは単発でやるものではなく、事前と事後にいくつかのケアを組み合わせ、実施後はお喋りせずにゆっくり休んだり、食べてはいけないもの(消化に悪い物、魚介、肉など)があったりするので、エステ等で、シロッダーラ単発でやっているのは、なんちゃってアーユルヴェーダだと思う。
アーユルヴェーダでは、ヴァータ、ピッタ、カパの3つの体質(=ドーシャ)があり、どれも具合が悪くないようにする。どれも必要だけど、増やしすぎると病気や未病になる。
ヴァータ:風のように人を動かす。増えすぎると、風邪、乾燥、不安、生理痛等の不調がでる。程ほどにあれば、フットワークがかるく、スリムな体型。ヴァータの毒素は便から出る。冷たい風にあたる、渋い、苦いものを食べると増える。
ピッタ:火のようなもの。増えすぎるとイライラ、アトピー等の肌トラブル、心臓疾患、目のトラブル。程ほどにあれば、情熱的、筋肉質でバランスの良い体型。食べてもあまり太らない。ピッタの毒素は皮膚から出る。暑いところで過ごす、議論する、目を酷使する、辛い物を食べると増える。
カパ:水のよう。増えすぎるとむくみ、体重増加、鼻水、冷え性。カパ体質の人は、どっしりしてグラマー。程ほどにあると、メンタル的に落ち着いて、寛容。カパの毒素は尿から出る。昼寝、甘い物、炭水化物を食べると増える。
これらは生まれ持って、増えやすいものが決まっている。
私がDrに診てもらったところ、ヴァータピッタ体質だった。ヴァータ≧ピッタ>カパの順で増えやすい。
体質ごとに使用するマッサージオイルや食べると良い食材もちがう。
ミルクを飲めば、カパは増えるがヴァータは減る、唐辛子を食べればピッタは増えるがカパは減り、パリパリ乾燥したものを食べればヴァータは増えるがカパは減る等、相補的な関係にある食べ物も多い。ちなみに火を通した葉物野菜は、全てのドーシャを減らすものが多い。生ハチミツも、唯一全てのドーシャを減らす甘味だそうな。
コーヒーやチョコレート、生のトマト、パイナップルは全てのドーシャを増やすと言われている。
食材については、食べ合わせの良し悪しもある。
生ハチミツは40℃以上に加熱せずに空腹時に食べるべし。ヨーグルトに入れても良いが、パンに塗ってはいけない。もちろん乳幼児は食べてはいけない。
フルーツはフルーツだけで食べるべし。牛乳と塩は同時にとってはいけない等々。
本当はこんなブログなんて書いていると、ヴァータとピッタが増えるので、あまり良くないのだが、今回書ききれなかったことや、食品についてのこと等は、また後日掲載。
私がスリランカで受けた、アーユルヴェーダの治療については、旅行記にて。
https://hourouhiropon.web.fc2.com/suri2016/suritop.html
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