アーユルヴェティ子の、美と健康のためのもがき

40代女性がおくる美と健康のためのブログ。アーユルヴェーダ、シャンプー、化粧品、食、旅のこと等(広告があります)

5日目、大雨洪水でコーチン空港閉鎖@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

南インドにて、持病の治療のためにアーユルヴェーダ病院に入院5日目。ここはNagarjuna Ayurvedic Centre.

 

今朝は驚く程すごく臭い、黒い便が出た。これまでになかった程の。これが噂の好転反応か。便は毎日出ていたのに、どこに潜んでいたのか。

昨日から出ていた腕の痒みは、もらった薬を塗っているので大丈夫。

 

7時半、極楽マッサージ「PODIKIZHI」(ポディキチと読む)。
セラピストは今日もお互い、現地語でコミュニケーションをとりながらやっている。
たまに出てくる拾った英単語からの予想では、「この人、どこが悪いんだっけ?」とか言ってるのかな。
担当Drも腕の具合を聞きに来た。

ココナツをもらい、セラピストに部屋まで送ってもらう。


朝食を食べなきゃならないので、頭にタオルをまいたまま食堂へ。
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いつもはハーブティーだけど、今朝はめずらしく、チャイが出てきた。
↓このバナナ、みがつまってて、舌触りもなめらかですごく美味しい。f:id:ayuruvettyco:20190907102031j:plain

 

部屋に戻って薬やココナツを飲んだり、雨が少し止んだ隙にふらっと敷地内を散歩したり。

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今日は担当Drと共に、ここで一番えらいDrが回診にやってきた。
脈診や問診等があり、「エブリティングOK」とのこと。うまくいっているらしい。

 

右はピンク色をした体に良い飲料水。左は昼食前の薬。飲みづらいが、まだ残っている。
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今日のランチのフルーツは、ザクロ。何のフルーツが出るかは、人によって違う。
フルーツとサラダは食べやすいけど、だんだんカレーが食べにくくなってきた。
舌は「おいしい」と言っているけど、胃が「もう十分」と言っている。油が重いのか。

 

部屋に戻ると、16時から予定していた治療が時間変更になり、今から行ってもいいか?とのこと。
というわけで、昼一番でヨニピチュ。このヨニピチュも今日を入れてあと3回。
苦手な治療のひとつではあるけど、私はこのためにここに来た。

15時頃、インハレーションとナスヤをしにセラピストが部屋に。今日はクリームではなく、オイルで顔と胸部をマッサージ。使う薬もオイルも、日によって少しずつ違う。体調に合わせているのかな。

ヨニピチュから2時間もたたずにトイレに行きたくなった。そういう時は早めに中断してもいい。

 

おやつの緑豆、初日はシンプルな塩味、2日目は美味しい葉っぱ入り、3日目はたまねぎ入り、4日目は黒コショウ風味、そして今日はてんこ盛りだ。なぜ2倍になった?いつもフルーツを入れているお皿にてんこもり。そんなに食べられないので、半分残した。 

 

担当Drがきて、腕の痒みのことを考えて、明日からやさしめのオイルでマッサージするそう。そうやってオイルを調節していくのだとか。

  

今日もよく雨が降っている。
ここの病院の川の向こうは空港で、いつも頭の上を15分毎に飛行機が轟音と共に飛んでいくのだけど、昨日からその音が聞こえない。聞こえるのは虫や鳥の声位で、静かだ。
もしや空港が機能してないのではないか?と、久々にテレビをつけると、空港の滑走路に水が上がって、明後日まで閉鎖するとのこと。ネットでも調べたら、死者が数十人、避難者もずいぶんでているようで、大変なことになっている。
この病院は、もっとすごい大洪水の時も浸水しなかったので、大丈夫そう。 

そして今日の夕方のイベント、プージャも、この天候で術者が来られず、中止になった。
曼荼羅の輪の中で、大きなランプを使ったパフォーマンスをし、ブラックマジックによる呪いや健康問題を打破してくれるはずだった。

夕食の時、隣のテーブルは、ムンバイ等インド各地から1人で来た人達だった。
私が2週間いることもすでに知っていて、セラピストに聞いたらしい。
もしや噂好き?

 

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4日目、降り続く大雨@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

南インドケララコーチンで、持病の治療のためにアーユルヴェーダ。入院4日目。

今朝もまだ雨が降っていて、南インドだというのに肌寒い。
日本からは暑いんじゃないの?というラインが来るが、涼しいよ、と返すと、日本はものすごく暑いらしく、うらやましそう。

睡眠時間は21時~4時。日本とは時差3時間半なので、こんなところ。
昨日出ていた咳は治まった。

早朝、ベッドの上でヨガをしたら、体があたたまったせいか、腕が痒くなり、少し毛穴がポツポツしている。しばらくするとおさまった。悪いものでも毛穴から出ているのかな?

 

朝食は、パパイヤ、米粉で出来たそうめんのかたまりみたいなもの、白いカレー、蒸しバナナ。
この蒸しバナナはおいしくて、外国人のファンも多い。ふかし芋のようなホクっとした食感。
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今朝のマッサージ「PODIKIZHI」は9時から。
前の人がおしていたのか、30分遅れでセラピストが迎えにきた。
いつもマッサージの時間は3人のセラピストが担当。そのうち2人が同時に右半身と左半身をマッサージする。
今日のセラピストコンビはよくしゃべる。ケララの言葉、マラヤラム語なので何言ってるのかは分からないけど、時々ひろう単語から、今日の予定の打ち合わせをしているような感じ。

髪もオイルがつくけれど、それはそこまでしっかり洗い流さなくていい。
午後からも少しヘッドマッサージがあり、その後しっかり洗うから。
でも頭が冷えると良くないから、一応ドライヤーで乾かせる程度に。

今日は寒いからか、いつもマッサージの後にもらうココナッツウォーターは無し。
飲み終わった後、殻の中に残るゼリーを食べるの、好きなのにな。

 

部屋に戻るともう10時を過ぎている。液薬を飲まなければ。
しかし、スタッフが掃除にきたので、今日は部屋の前のテラスで飲もう。ちょっと気晴らしにもなりそう。
しかし、少し肌が黒くなってきた。あまり長い時間テラスにいないようにしないと。
新しいシーツに交換してもらい、気持ち良い。お掃除のスタッフもいつも笑顔。
ぼんやりしていると、もう12時の液薬が届いた。
一時はまずくてどうしようかと思ったが、Dr.に教えてもらった飲み方で、もう余裕で飲める。前より飲みやすく感じるけど、濃度や配合も変わった?

 

今日のランチもカレー。というか3食毎日全部カレー。さすがに飽きる。
他の人のテーブルを見回してみると、基本は皆同じ食べ物だけど、柑橘系のジュースが出る人等、若干人によって違う。

 

1時半、ヨニピチュ&ヨニヴァスティ。
オイルを受け止めるパッドを固定するための、いらないパンティがほしい。もしくはオイルマッサージの時のふんどしがあれば。でもそこまでする必要もなく、わざわざ頼む程でもない。
続けてインハレーション&ナスヤ。
今日のナスヤはいつもより鼻に垂らすオイルが1、2滴多い。
2時間横になる必要があり、この間は暇なので、友達にラインをしたり、読書をしたり。
外は雨で、読んでいる本も嶽本野ばらなので、気分がダークな感じになる。宮田たまき位にすれば良かったかもしれない。

 

体を洗い終わり、テラスで水を飲んでいたら、担当Drが来た。
「あら、髪の毛濡れたままじゃない。しっかり乾かすのよ。」
今朝、腕が痒かったことを伝えると、後でアロエベラをくれるとのこと。
あと、夜寝る前に薬があると予定表にはあるけど、今まで全然来てないことも伝えた。
確認する、と言われたものの、本当にしてくれるのだろうか。
ここのスタッフやDrに限らず、インド全般的に感じるのだけど、あまり途中経過とかの報告とか説明とか、こっちから聞かないとしてもらえない。
怠けでも悪気があるのでもなく、まかせておけ、ということなのだろうけど、偏見だろうか、忘れられそうな気がするのは・・・。

 

17時45分、ヨガホールでヨガ。
他の患者さんともおしゃべり。

 

今日の夕食は、少しからいトマトのスープ。
スリランカではトマトとパイナップル禁止だったけど、インドではOKらしい。

 

ヨガの後から腕がまた痒くなり、ポツポツが出たので、夕食後にDrルームに寄り、帰宅間際のドクターをつかまえて、塗り薬を処方してもらう。よく効いて痒みがひいた。
結局この日、担当Drの言っていたアロエベラはもらえなかった。
寝る前の薬の件もよく分からない。

 

今日は全然飛行機の音が聞こえなかった。もしや、飛行機止まってるのでは。

 

本日の予定表と、お薬☟
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3日目、快適な入院生活のすゝめ@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

南インドケララコーチンにある病院滞在3日目。 

睡眠:9時~3時半
快便。

最近、ゴロゴロしてばかりで動いていないからか、太ってきた気がする。
なので、1人でベッドの上でヨガ。
マッサージのおかげか、顔のたるみはしまってきた。

今朝も7時に若返りの薬を飲む。若返り、良い響きだ💕

 

7時半にセラピストが迎えにきて、石鹸とシャンプー、タオルを入れた手提げを持って、トリートメントルームへ。
今日も極楽マッサージのPODIKIZHIを受ける。
気づいたのが、最初からパンティをはかずに、もしも必要になった時のために、ポケットにでも入れていけば、より着替えが楽だwww
そしていつものように、ふんどしを巻いてもらう。ふむ、かたじけない。
台の上は案外狭く、とてもすべりやすいので、体勢をかえる時はゆっくりと。
オイルでベタベタの体を洗うのも、コツがつかめてきた。ヤシの実タワシに石鹸をつけて、優しく全身を洗う。軽く流して、3回同じことをすれば、ちゃんと落ちる。
服を着る時に、セラピストが「あれ?パンティどこいった?」とうろたえている。最初からはいてないよ、ポケットの中だよ(笑)

 

もらったココナッツを部屋において、すぐに朝ごはんを食べに食堂へ。
今朝は小麦粉やココナッツを筒に入れて蒸したやつとカレー。ピンク色がついてる。カメラ持ってくれば良かった。
あ、しまった、パンティ履くの忘れてた💦でもまあいいか。
おかわりはいるか?と、スタッフがテーブルをまわっている。私はいつも断っているせいか、今朝はスルー。断ると、シェフはいつもちょっと残念そうな顔をするのだ。

 

10時の液薬KASHAYAM、12時の別の液薬「HINGVACHAADI CHOORNAM」に比べると、ヘノヘノカッパ。チャーラーヘッチャラ~♪だ。
スリランカではこんなもんで苦しんでいたのか。甘い、甘いよ。上には上がある。

 

今日は担当Drのカァ~ルルルルルルティッカッ先生がお休みなので、いつもピチュをしにきてくれる、ベテランDrが問診にくる。
それにしても、日本語はaiueoの5つしか母音がないから、外国語の発音は難しいな。

昼の薬が飲みにくいことを伝えると、「がんばって飲んで。すぐに水を飲めばいいわ。」と言われてしまう。
無理です、薄めすぎて、お腹タプタプになって苦しいんです。
「シュルって、吸い込むように飲むと飲めると思うから、やってみて。」
え、そんな方法で飲めるの??うん、不思議だけど、やってみるよ。

そしてランチ前の12時、言われた通りに吸い込んでみると、あら不思議。あんなにえぐかった液薬が、まるで食前酒の果実酒のような風味にかわった。これなら飲めるよ👍👍
アーユルヴェーダ、まだまだ謎が多い。

 

それと、日本出発前から喉の調子が悪かったので、ここでは、いつもうがい用の塩水をもらっていたのだが、気管支の息苦しさもあり、今日は咳も出てきたので、昼前にインハレーションという蒸気吸入が追加された。今日も午後からやる予定だけど、1回増えた。
外は雨が降っており、少し肌寒くなっている。そのせいもあるらしい。

 

今日のランチのフルーツはザクロ。宝石のようにきれいで、甘い。f:id:ayuruvettyco:20190904102412j:plain

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カレーは手で食べた方が、1.3倍位おいしいことを発見。

 

1:30~ ヨニピチュ&ヨニヴァスティ。
日によってやりやすい時とやりにくい時がある。
受け方のコツもだいぶつかんだ☟
①ベッドの電話側にプラスチックシーツをひく。誰か来た時にさっと腰に巻けるよう、椅子にかけてあるタオルも手の届く位置に。あとパッドも。
②ノーパンでスタンバイ。
③終わると、タオルを腰にまいて、Dr達を見送って鍵をかける。または「Do not disturb」の札をかけてもらう。
④2時間、パッドをひいた上に横たわり、冷えないように足にはタオルをかける。
⑤途中でナスヤ(鼻の治療)にセラピストがやってくるので、タオルを巻いて、ドアをあけにいく。
1時間位横になってると、だいぶオイルは身体の外に出ているので、起き上がってもほとんど漏れない。
オイルがついたプラスチックシーツを半分におり、その上に座ったり横になったりして、インハレーション&ナスヤを受ける。うがいも立って行って良い。
⑥ピチュから2時間たてば、体を洗う。

 

それにしても、外はすごい雨が降り続いている。南アジアの雨季ってこんなものなのかな。
と思っていたら、今日は特に雨がひどいらしく、半屋内でやるヨガも中止になった。
こんな雨でも、ドライヤーさえあれば、服も髪も乾かせる。文明は素晴らしい。さすがPanasonic

今日もお掃除のスタッフや、薬局のスタッフ、Dr.、セラピストと、訪問者が多かった。
毎日誰かしら、他の患者さん達ともお話するし、1人で滞在していても、全く寂しさは感じない。
老人ホームってこんな感じかも。

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これすごく良いです☟ しばらく剃らなくても良くなります。
ケノン

2日目、激マズお薬開始@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

南インドケララコーチンにある病院滞在2日目。

 

昨夜は21時に寝て、今朝は3時に目覚める。
やはり近くの空港から離着陸する飛行機の轟音がすごい。本来なら人が住めない環境だ。
元々ここに病院があったけど、後で空港が引っ越してきたらしい。
周囲は高級住宅街。かなり地価も下がったのでは。日本なら反対運動ですごいことになっているはず。

 

7時、ソフトカプセル状の薬を飲む。若返りの効果があるらしい。

敷地内を散歩、といっても端から端まで片道3分。一往復する。

 

8時、朝食を食べに食堂へ。スタッフは一度で患者の顔を覚えて、その患者に出すメニューもきっちり把握している。
蒸したバナナがおいしい。あとカレー2種と主食とハーブティー
足りない人は、おかわりできる。
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部屋に戻り、担当Dr.の問診があり、便のことや不調はないか等聞かれる。

9時、大きめのタブレットの薬と粒みたいな薬を飲む。

 

10時、薬剤師が液薬「KASHAYAM」をワイングラスに入れて持ってくる。
種類は人それぞれだが、私のは脂肪等、余分なものを取る効果がある。
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きた。嫌な予感。見た目がスリランカのやつとそっくりだ。
一口飲む。
あああああ、久しぶり!まずい!
スリランカでも飲んだけど、その翌年クアラルンプールの中華街でも再会したよね。
久々だからか、本当にまずい。写真等とりつつ、ゆっくり飲む。
終わったら部屋の前の薬棚へ、カラのグラスを置いておくと、回収してくれる。
でもこれ、本当はタブレット版もある。液体の方が良いのかな?

 

10時過ぎ、掃除の女性スタッフが部屋の掃除にきたので、部屋の前のテラスでぼんやりする。日焼けしそう。
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シーツもあたらしくなり、気持ち良い。
ヨニピチュで使う、プラスチックシーツも洗ってくれた。

部屋には窓とドアに網戸があり、部屋に蚊が入ってこない。ベープもかゆみ止めもある。
外にもあまり蚊がいないのは、ぼうふらがわかないよう、掃除を気を付けているのかもしれない。
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11時過ぎ、セラピストが迎えに来て、トリートメントルームへ。
いるものは石鹸とタオル。あらかじめ手提げに入れておくとスムーズ。
PODIKIZHIというトリートメント。
体の痛みや凝り、冷え等に効果があるらしい。
オイルマッサージの後、ハーブパウダーの入ったポンポンでマッサージする。
あたたかく、背中から足までずるんっと、ダイナミックなマッサージで気持ちが良い。
よく芸能人が、ロケでマッサージを受けて「トロトロになる」と言っているのは、このことか。
終わると、隣の部屋で水を飲んで、体を洗う。セラピストが背中だけ洗ってくれる。
オイルのぬるぬるは、一度洗っただけでは落ちない。タワシでゴシゴシ洗う必要がある。
洗い終わると、ココナッツウォーターを飲み、頭の上に謎の粉をかけてもらう。

 

部屋に戻ると、12時の薬が置いてあった。
もう12時を過ぎているので、急いで飲もうとするが、すごく味が濃くてきつい。
さっきの薬どころではない。甘酸っぱくもあり、えぐくもあり、お酒のように喉があつくなる。
これは参った、一口も無理だ。でも50ccもある。
おしゃれにワイングラスなんかに入ってるけど、きどっている場合ではない。
20倍に薄め、30分位かけて飲むが、お腹がタプタプ。時々吐いてしまった。
食前に薬でお腹がいっぱい。これ、アーユルヴェーダあるあるだ。
これが毎日続くと思うと、憂鬱になる。昼からはヨニピチュもあるし。 

 少し休憩してから食堂へ。
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ランチは一番品数が多い。サラダおいしい。パパイヤもつく。

 

担当Drがヨガホールへ案内してくれる予定だったが、つかまらないので、部屋で読書等をして過ごす。

 

3時半、ヨニピチュをしに、ベテランDrとセラピストが部屋にきた。
昨日よりは慣れたが、ちょっとビビる。
2人が部屋から出て、内側から鍵をかけたら、プラスチックシーツの上にパッドをひいて、2時間横になる。服が汚れると嫌なので、下は何もはかない。
もし鍵がかかっていなかったら、と思うと、なかなかスリリングだ。
しかし、2時間たたないうちに、鼻のトリートメントをしに、セラピストがきた。
「今トリートメント中だよ~」と言うと、Drから「あけたげて」と電話がくる。
予定表の時間が前後して、本来はこっちが先だったので、少々混乱。

鼻の治療は、軽く顔や首を、手のひらと足の裏をマッサージし、インハレーションという、薬の蒸気を、目隠しの状態で吸引する。
そして鼻の穴に薬用オイルを3滴ずつたらし、喉の方までたれてきたら、うがいをする。
鼻用のオイルは、バーベリンでも貰ったけど、同じ味と匂がする。

もうしばらくすると、担当Drが予定表を持ってきた。
昼の飲みづらい薬のことを言うと、飲めるだけで良いとのこと。
「また何かあれば言ってね。内線は26番だから。私の名前は、ドクター、カァ~~~~ルルルルルルルティッカよ。」
ルの発音は、すごく舌を巻くのね。椎名林檎のよう。

 

ピチュをして2時間位たったので、体を洗い、貸してもらったドライヤーで髪をかわかす。
疲れが出たのか、ぼーっとしてグラスを落として割ってしまい、掃除してもらったりして、時間はロスしたが、6時の薬KASHAYAMを急いで飲み干し、ヨガへ。
着くと、ラスト15分だった。

ちょっと他の患者さんともお話して、
部屋でドライヤーで服を乾かす。ドライヤー、あって嬉しい。
なにせ季節は雨季、洗濯物はいつまでたっても乾かない。
部屋には手洗いと体を洗う石鹸しかないが、シャンプーは別に購入して、外に行かなくても手に入れることができた。
しかもアーユルヴェーダシャンプー。

 

本日のディナー。
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南インド、アーユルヴェーダ病院入院~1日目、初診そして何故か占い師~

ここは南インドケララ州、コーチンにあるアーユルヴェーダ病院。
空港のすぐ近くなので、夜中でも飛行機の轟音が時々聞こえる。
夜中の3時半、飛行機のゴォーーーッという音で目が覚めた。2度寝して、トータル5時間位は眠れた。熟睡中は全然飛行機の音聞こえなかった。
朝の5時頃は、近所の寺院からお祈りの歌が聞こえる。

↓これは洗濯物を干すスペース。広くて快適。
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↓体を洗うところ。ちゃんとお湯が出るけど、まれにトイレも全て断水する。
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↓洗面所
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インドの水道水、どうかな、口ゆすいでも平気かな、と口に含んでみると、
身体を洗う蛇口から出る水とは違い、透明度が高く、クセのない味。
これは、結構きれいなのでは?もしやフィルターをかけている?
いつも海外ではミネラルウォーターでうがいをするが、ここでは水道水で歯磨きをすることにした。

 

朝食は7時半から。楽しみに食堂へ。
思ってたより質素。カレーとふわふわのクレープみたいなの。おいしい↓
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9時、部屋に2名のドクターがきて、便の状態について等、英語で問診を受ける。
あとでコーディネーター兼通訳の人がきてくれるのだけど、と思いつつ、google翻訳で。でもうまく使いこなせず、むずかしい。
30分後、コーディネーターが到着したので、できるとこまでと、血圧だけ測って、レセプションへ。
コーディネーター(以降Cさんと表記)は、今日は体調がすぐれないので、弟分であるという占星術師を連れていた。
軽く自己紹介と世間話等をし、週1回こられているという、婦人科専門の医師も到着したので、場所をかえて問診。
なぜか占星術師も一緒に参加し、えらいDr.2名と、婦人科のDr. 私の担当になる若い女性Dr.Cさん等、6~7名位。
チームで真剣に治療にあたってくれるよう。心強い。
呼吸法をたくさんすること、ゆっくりした動きの運動をよくすること等、生活上の指導も受けた。
あらかじめ質問票はもらっていたのだけど、それに加えて、よく見る夢、運動について等もきかれたので、はじめて行く人で英語に自信がない人は、病歴と一緒に用意していけばスムーズだと思う。

続いて自室で婦人科の内診。

またさっきいた部屋に戻って、治療方針をおしえてもらう。
代謝をあげ、スロータス(=体中のあらゆる管)をひらく。余分な水を出すことで炎症をなおす。体の余分なものを減らしていって、子宮筋腫を小さく、同時に抗炎症作用も。体の一部にできた脂肪腫もなくなるとか。
マッサージのアビヤンカ、ポディキリ、パンチャカルマ前処置のスチームバス、パンチャカルマの下剤、浣腸、婦人科専門トリートメント、鼻腔のトリートメント、パンチャカルマの後処置のオイルバス、仕上げのライスミルクトリートメントを受けることになった。
やはり私はヴァータが高いようなので、その薬と、子宮のヒーリングの薬、消化力を上げる薬が処方された。

ところで、担当Drが書いてくれた薬の英語の説明文だけど、字がバネみたいで読めないよ💦
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Cさんのコーディネート、通訳代と、病院への会計をそれぞれ済ませ、
さっそくトリートメントがあるらしい。
部屋にある石鹸とタオルをセラピストがかきあつめて、手提げに入れて、バタバタとトリートメントルームへ。

初日はアビヤンカというオイルマッサージ。
素っ裸になり、かたじけないと思いつつ、ふんどしを巻いてもらう。もちろんセラピストは女性ばかり。同姓のセラピストが施術するのが普通なので。
そして「オ~ム~」とセラピストと共にお祈りをしてから、台に横たわる。
スリランカでも受けたけど、ここの方が力強くダイナミックな感じで、くすぐったくない。しかもオイルの量もスリランカのバーベリンより多め。

終わって、体を洗って、「水を飲め、そしてココナツウォーターも飲め。そうだ、全部飲め。」と言われ、ものすごい水分をとる。時間もおしているのかもしれないと思ったので、ほっぺたがすぼむ程、いきおいよく飲んだ(笑)
セラピストが自室に送ってくれ、これで午前の予定は終了。

担当Dr.が部屋にやってきたり、うがい用の塩水を食堂のスタッフが持ってきたり。本当に病室なのだな。

昼食のカレーを食べて、 疲れて自室でぐったりしていると、おやつの発芽緑豆の塩ゆでと、ハーブティーがきた。旨い。発芽緑豆って、すごく体によさそう。
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そしていよいよ午後のトリートメント、がんばろう。
別にがんばる必要はないのだけど、ヨニピチュという、膣に薬用オイルを入れる治療を受けるので、なんだかなぁ。
ベテランの女性Drがしてくれるそう。

その前に、薬の蒸気を鼻から吸引し、ナスヤという、鼻に3滴程薬用オイルを垂らし、口から出してうがいをする治療も。
これはちょっと気持ち悪い位で全然へっちゃら。
どこにあったの?という位、汚い痰がドロっと出てきて、すっきり✨

ヨニピチュは、普段から婦人科の内診を苦痛なく、よく受けている人なら、楽々だと思う。
ヨニピチュでは、大きな注射器のようなもので、ギー(バターオイル)で出来た薬を入れて、綿のかたまりを奥まで入れる。綿の塊は薬でひたしてあったり、中にソフトキャンディ状の薬が入っていたりする。これはヨニヴァスティという。
アプリケーター無しでタンポンを使う人なら、違和感ないはず。
綿が滑らないので、入れにくかった。明日はもう少し小さいものにしてくれるそう。別に自分で入れても、入れてもらってもどちらでも良いみたい。
そしてDr.とセラピストが退室し、パッド(ナプキン)でもれてくる薬を受け止めつつ、寝転んで2時間待つのだが、パッドがないので、持ってきてくれるまでしばし立って待つ。パッドは自分のを使うか、購入しないといけない。段取りがうまくいかない。長く垂れたタンポンの紐で、薬がスカートについてしまった。
2時間、スマホ等をいじりながら横になってすごすが、テレビはダメとか、スマホも最小限にとか特に言われない。その辺りはバーベリンの方がストイック。

 

担当Drが夕方来て、翌日の予定表をおいていく。
この若くて可愛いDrは、かなりのグーグル翻訳の使い手、現代っ子だ。

体洗ったりしてると、ヨガの時間を過ぎたので、今日はあきらめる。
ゴロゴロしたり、敷地内を散歩したり。

今日の夕食は、キャベツのスープと温野菜サラダ、カレー、全粒粉チャパティ、どれもおいしい。

夜、Cさんから電話があり、朝一緒に来ていた占い師が、私にとある鉱物が足りていないと透視したとのこと。インド、摩訶不思議。よし、帰国後ちょうど血液検査の予定だから、調べてもらおう。
他にも占い師が過去に透視した話を聞いたが、邪念や怨念について等、なかなかホラーで、気味が悪かった。夜に聞くんじゃなかった。

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南インド、アーユルヴェーダ病院入院の旅(序章~到着、入国審査~)

約2週間、アーユルヴェーダの治療を受けに、南インドケララ州、コーチンにある病院に滞在しました。
3話続いた序章も、とうとう終わり。今回は入国審査のこと等を。

 

隣の席の、領海侵犯してきたぽっちゃり系のおじさん、AirAsiaの座席がよほど狭かったようで、到着後私が立ち上がるなり、ひじかけをガバっと上げて、へにゃっとなってる。

 

到着ゲートからは、入国審査を抜けるまでは免税品店すら無い。
幸いそんなに外国人用のEビザ専用イミグレも混んでおらず、2人前にいた位。
イミグレに、時々難しい職員がいると聞いていたので、なるべく人のよさそうな、にこにこしている職員のところに並ぶ。
私の前のバングラデシュの人達は、英語が聞き取れず苦戦しているよう。
私の番になって分かったのだが、確かに英語をしゃべっているが、なまりが強くて別の言語に聞こえてしまう。
2、3回聞き返して、別の言い回しもしてもらい、ようやく理解できた。

聞かれたのは、「1人か?」「どの位滞在する?」「インドは初めて?」「職業は?」まるで世間話のように和やかに、ほほーそうかそうか、と笑顔でうなずく職員達。
コーチンだけ?」これには「たぶん」と答えておいた。なぜなら、私のビザは観光ビザ。アーユルヴェーダ目的だと医療ビザが必要だと聞いたので、偽物のホテルバウチャーまで用意して、あくまで観光だと言い張る作戦なのだ。しかし、2週間コーチンだけというのも、さすがに不自然か?と思い、「たぶん」と答えたわけだ。
後から病院で出会った患者さんに聞くと、最初から病院に滞在すると言っても、観光ビザで入国できたのだそう。
そして出国時にはどこに泊まったのか届けられており、改めて「滞在の目的は?アーユルヴェーダトリートメント?」「アーユルヴェーダセンターにいたよね?」等と聞かれたので、その時は「目的は観光よ。アーユルヴェーダセンター?ええ、行ったわよ。」と正直に、途中で予定変更したのよ、もしくは、そういえば言ってなかったかしら、忘れちゃったわ。という表情で答えたが、問題なかった。
「どこに泊まるのか?」これは最終日だけ普通のホテルを予約してあるので、ずっとそこにいるつもりかのように、そのホテル名と住所だけを伝えた。

職員「ボットン。」
ん?なんのこと?
職員「ボットン。」
ジェスチャーによると、目の前の指紋読取機に指をあててくれ、ということらしい。
そしてこの指紋読取機、感度が悪い。もう1人いた職員が上から手帳のような物で手をおさえにくる。
人差し指から小指までをとったら、次は親指。これも感度が悪いので、私はフワフワの椅子から立ち上がり、体重をかけて、フルパワーで親指をおさえつけた。それを見た後ろと横のバングラデシュの人達は笑っていた。
イミグレを通過する頃には、不思議な連帯感が生まれたようで、バングラの人達と職員に、笑顔で見送られた。

 

イミグレを出ると、シャンプー等買えそうなところもなく、あるのは免税品店。
もう少し進むと両替屋。
セキュリティチェックを受けた先は、SIMカードとATMのみ。
現金で両替するつもりの人は、チップ分位をその手前でかえておく必要がある。
私はATMでおろすつもりだったので、両替屋はスルー。
しかし、インドのATMは日本、台湾、マレーシアのものとは使い方が違い、引き出すことが出来なかった。
壊れているのかと思えば、あとで調べると、①カードを入れてすぐに抜き取る。②言語や取引を選ぶ。③暗証番号をおす。④金額を入力する。
という手順だった。カード抜き取ってから色々やるのね。ちゃんと調べておけばよかった。ドライバーさん、チップごめんね。

 

外に出ると、病院のドライバーさんが迎えにきていた。
コーディネーターが持たせてくれた、日本語のネームプレートが、「アーユルヴェティ美子」に(笑) かわいい。ちがう、けどそれ私だね。

 

空港から20分位で、細い水たまりだらけの田舎道を通り、病院に到着。
レセプションで住所や名前、必要事項を記入し、白い花を手にもって記念撮影。
後でくれるのかと思ったら、それは病院の保管用だった(笑)

 

部屋広い。ベッドでかい。
セーフティーボックスが鍵のかからないのしかみあたらないので、チェーンロックで間に合わせた。
晩御飯もとっておいてくれたよう。ビリヤニとココナッツを練ったやつがおいしい。
明日は診察とトリートメント開始だ。がんばろう。

 

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南インド、アーユルヴェーダ病院入院の旅(序章~マレーシアでトランジット~)

約2週間、アーユルヴェーダの治療を受けに、南インドケララ州、コーチンにある病院に滞在しました。
とりあえずクアラルンプール=KL(KLIA2)での乗り換えの話。

 

今回、AirAsiaでコーチンへ行く便は、バンコク経由だと深夜着、唯一KL経由だけが20時着と、深夜着を避けることができたので、バンコク経由よりも少々乗ってる時間は長いが、これを選んだのだ。 

 

大阪からKLへは7時間位かかり、早朝到着後、機内泊で体がだるいまま、長時間(約15時間)のトランジットの後、さらにコーチンまで4時間乗ることになる。
これはしんどいだろうと思い、KLIA2(KLのLCC専用空港、AirAsiaとか乗ると必ずここに着く。)内の、国際線利用者専用ホテルをデイユースした。
チェックイン時間は24時間いつでも。そこから何時間過ごすかで料金が決まる。
フライスルーなので、外には出られないはず、たぶん。でも外に出るのも、イミグレが大混雑で1時間位かかることもあるし、しんどいと思う。
www.agoda.com

 部屋はとても快適だし、シャワーも浴びれたし、朝食のバイキングも食べた。でも品数は少ない。しかしナシレマに添えるカリカリの小魚は旨い。滞在時刻によって、朝昼晩ごはんのどれかがつく。

数時間眠ってすっきりしたので、遅めの昼ごはんをスタバで。
日本のスタバでは見かけない、お気に入りのレモングラスチキン。

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スタバ等、カフェの周辺には野宿している人も結構いる。
しきりで区切られた野宿専用スペースもあるが、そこは満室。
居心地のよさそうな物陰も、たいてい誰かが寝ている。

スタバの他には、パンのカフェや、上の階にフードコート、コンビニ、マッサージチェアーもあり、お腹が減って困ることはない。

 

その後、ゲートへの集合時刻に間に合うように、PQLいずれかのゲートに行くことになる。あまり早く行き過ぎると、ゲートが変更になることもあるので注意。
そしてもう一度セキュリティチェックを受けるので、水を買わないように。水を買ってしまった人は、中身だけ捨てて、ゲート近くで無料の水を詰めよう。
私が今回利用したゲートLは、サンドイッチの自販機と、マレーシア料理とパンのカフェ等があった。PとQも利用したことがあるが、それぞれちょっとしたカフェと土産物屋がある。搭乗直前に十分小腹は満たすことができる。
ゲートの端から端までは、片道徒歩5分はかかるので、余裕をもって自分のゲートにたどり着いた方がベター。

 

コーチン行きのゲート前は、南インドらしいのか?和やかな雰囲気のお客さん達。
肥満率高し。機内で隣の席のおじさんも肥満ではみだしてくる。
あと、上からドライアイスのような白い冷気がもくもく出ている。バブル期の結婚式のよう。なぜ??
そして機内でインド音楽を後ろの席の人が、スマホから大音量で流している。迷惑💦
ちなみに、機内で喉が渇いて仕方がない時は、機内で売っているココナツウォーターを飲むと潤った。
ゲート前でカヤパイを食べたところだけど、また小腹が減ったので、野菜カレーを注文。結構おいしい。

 

そしてインド洋をわたり、南インドケララ州、コーチン国際空港に到着。
つづく・・・

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