アーユルヴェティ子の、美と健康のためのもがき

40代女性がおくる美と健康のためのブログ。アーユルヴェーダ、シャンプー、化粧品、食、旅のこと等(広告があります)

12日目、ヴァータな私@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

アーユルヴェーダの治療を受けて12日目。

今朝見た夢は、あたふたしてる夢とか、仕事関係で会議している夢とか。まさにヴァータだ。
ちなみに、ピッタは怒ってる夢が多く、カパはお花畑とかの夢をよく見るとか。
お花畑の夢なんて、数年に1回位しか見ない。
今日はヴァータらしく、部屋の電気がつかないと騒いでいたら、スイッチを間違えていただけだったり、心配事が出てきたり。
あれ、もしかしてPMS?

そして少し喉が痛い。
朝のオイルバスの時、Drが来たのでそれを言うと、今日はココナッツウォーターは無しとのこと。
喉が痛い時は、ココナッツウォーターを飲んではいけないらしい。
そして、明日の予定に鼻腔のトリートメント「ナスヤ」が追加された。

朝食は日本かぶれのイスラエル人と一緒に。
「ねえ、ヴェティ子は日本では朝食は何を食べてるの?」と、日本の朝ごはんメニューへの期待を瞳に宿して質問してきた。
私『パン。』
「パンと何?」(お目目キラキラ)
私『ジャム。』
「・・・それだけ?」
私『それだけ。』

なんかごめん。朝はパン派なんだ。そしてサンダルフォーの砂糖不使用ジャムをつけるんだよ。みそ汁と納豆って言ってほしかっただろうに。

ちなみに今朝は、昨日リクエストしておいたトースト。最近毎食カレーだったので、あ!久しぶり!って感じ。全粒粉の、普段家で焼いているパンによく似ている。ギー=バターオイルがサンドされている。

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そして部屋に戻り、いつものように薬を飲んだり、日記を書いたりして過ごす。
今日の昼の薬は、いつもより味がエグく感じる。むしろ美味しい時もあるのにな。体調によるのかな。

ランチの時、患者さんにお誕生日の人がいて、皆でハッピバースデートゥーユーを歌ってお祝い。
ココナッツミルクで作られたクリームがのったケーキも出てきた。ラッキー。
その患者さんがおっしゃるには、前回来た時、すごく体調が良くなったので、もう一度来たとのこと。
私も期待しよう。

今日も部屋で浣腸を終えて、次はシロダーラと座浴へ。
今日は枕がやわらかいのに変わっている。やったー♪
昨日までのかたいマクラは、ちょっとリラックスして肩の力が抜けたと思ったら、首の痛みを感じ、「はよ終われ。」と念じてしまう程だったのだ。
私の額のサードアイは、じっとしてると大丈夫なのだけど、足とかを動かすと、オイルを垂らす位置や勢いが変にズレて、ウリウリと疼きだす。
私がシロダラになれるまでのいきさつはこちら↓
ayuruvettyco.hatenablog.com

今日は土曜日。ヨガ教室はお休みなので、たいくつだ。

今夜のディナーは、めずらしく、チャパティかごはん、どちらがいいか聞かれた。
やはりご飯がほっとするのでチョイスすると、ビリヤニが出てきた。
ちょっとオイリーで、ナッツも入っていて美味しい。
ビリヤニにはまりそうだ。

食後、他の患者さん達と夜のお散歩。といっても敷地内をうろうろ。
皆さん、同じトリートメントを受けても、副反応の種類や程度はそれぞれのよう。
アーユルヴェーダ、摩訶不思議。そして効果は3か月後。

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11日目、日本かぶれ現る@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

インドのケララコーチンアーユルヴェーダの病院滞在11日目。
今日は晴れたり、雨が降ったり、色んなお天気。

 
7時:若返りのソフトカプセルの薬を飲む

7半:PIZHICHIL=オイルバス。パンチャカルマの後処置で滋養を与える。

朝食:パパイヤ、カレー、そうめんのかたまりのような主食

朝食後:腫瘍等を小さくするタブレット薬、呼吸器に良い丸薬を飲む。

10時:脂肪を減らす作用のある、まあまあマズイ液薬を飲む。
部屋やテラスでゆっくり

12時:マズイ液薬を飲み、消化を高める。
昼食。9時に朝食を食べたところなので、全然お腹減ってない。

1時すぎ:担当Drとセラピストが部屋にきて、私のお尻にオイルを入れる。
今日はいつもよりお尻に器具がささりにくそう。
20分仰向けに寝たら、トイレできばってオイルを出す。2回に分けてオイルと、ついでに少し便が出て、すっきり。お腹は全然痛くない。

 仲良しの患者さんが、今日インドを発つそうで、部屋に会いに来てくれて、記念撮影。寂しいな。
担当Drもきて、一緒に写真撮影。

3時:セラピストがむかえにきて、部屋にあるシーツを持ってトリートメント室へ。
頭皮をマッサージしてもらってからの、シロダーラ。あいかわらず色んなことも考えてしまうし、気持ち良いという感じではない。なんで他の人達は、気持ちよすぎて寝てしまうんだろうか。
「枕かたくて、首が痛いよ。」
そして頭にタオルをまいてもらい、オイルを浸透させつつ、座浴。

自分の部屋で頭と体を洗い、ヨガへ。今日は最後のヨガ。
終了後、ヨガの先生にお別れの挨拶をすると、一緒に写真をとろうと。
私はカメラを部屋においてきてしまったので、先生のスマホだけで撮影。
先生、コレクションにしてるのかな。
合体技のヨガのポーズで、なにやらかっこいい写真がとれた。

 

撮影してくれたのは、イスラエル人の若い女性。
晩御飯の時、旦那さんと隣の席にきておしゃべりしていた。この度は新婚旅行だそうで、おめでたい。
日本がすごく好きなのだそうで、何回か日本を旅行し、秋にも福岡や長野に行くとのこと。
でも完全なベジタリアンで、刺身も食べられないし、かつお出汁や卵、乳製品もダメなのだ。
だから日本では、餅やコンビニの梅干しおにぎりばかり食べているのだそう。あとは昆布だし、精進料理等を食べるそうな。
「それ、日本ではすごい難しいよ。」と言うと、旦那さんは肉を食べられるので、深くうなずいていた。日本で動物性のものが混ざっていない食べ物を探すのは、大変そう。うどんもみそ汁も、気を付けないと、かつお出汁だったりする。
でもまだベジタリアンでなかった頃、トロの寿司を食べて、すごくおいしかったと言う。
それでも文化や人々など、日本のものがとにかく大好きなのだそう。
日本の闇をよく知っている私からすると、そんなに夢を持たせてしまっていいのだろうか、なんて思う。
イスラエルのTV番組で、ワンダフルジャパンというのがあり、日本の観光名所や文化が紹介されていて、それで虜になったらしい。日本政府が作らせた番組なのかしら。
旦那さんの鼻の調子が良くないからもう休むそうで、私も食べてから部屋で休むことに。

 

今日出発した患者さんは、今から私の頭の上を飛行機に乗って飛んでいく。さっきまで隣にいたのに、次は上空なんて不思議。
ちなみにここは空港のすぐそばで、15分に1回位真上を飛行機が轟音とともに飛ぶのだ。
せめて音だけでも見送りたいけど、私の瞼がもうもたないので。(つ∀-)オヤスミー

 

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10日目、日本の食事が恋しい@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

インドのケララ州、アーユルヴェーダの病院にて、持病の治療を受けること10日目。

病院にいるのもあと5日かと思うと寂しい。

やはり一昨日から受けているシロダーラの効果なのか、7時間眠れた。
一昨日位まで出ていた腕のポツポツと痒みも、すっかり出なくなった。日本にいた時からあった、膝の裏のかゆみもずいぶんよくなっている。

お隣さんが早朝出かけていく音がしたので、きっとヨガホールへ行ったのだろう。
私はベッドの上でヨガ。

7時、若返りのカプセルに入った薬を飲む。

7時半、セラピストが迎えにきて、ピッチリとかオイルバスとか呼ばれるトリートメントを受ける。
大量のオイルを全身にかけ流していく。トロトロと、体がガトーショコラになった感じ。結構汗をかいて、喉がかわく。
今日は昨日までよりもオイルの温度高め。時々セラピストが熱すぎないか聞いてくる。
今日はインドの祝日。
体を洗って外に出たら、セレモニーの準備をして、皆集合していた。
私もインドの国旗を受け取り、列に加わる。
マネージャーが挨拶、くす玉を割り、皆で国家を歌う。もちろん日本人とかは歌知らないので、気持ちだけ参加。おめでとう、インド。
ジャヤヘ~ジャヤヘー♪
そしてキットカットが配られて、解散。

本日の朝食は、カタール人のお隣さんと一緒に。
カタールについて色々教えてもらう。砂が多くて嫌になっちゃうらしい。
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仲良くなった日本人の患者さんが、スーパーへ行こうと誘ってくれたので、ご一緒させてもらう。
その前に病院で両替をしたら、1ルピー1.5円位だった。
病院が呼んでくれたリキシャで、高級住宅街を通り抜ける。

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10分程でASAADスーパーに到着。
病院の外に出ると、晴れているし、結構暑い。
↓これは前の通り。
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 広すぎず、狭すぎず、程よくまとまったスーパーで、アーユルヴェーダシャンプーやローション等も、100mgから売っていた。
ブラウンシュガーが1kg100円ちょっとで、つい買ってしまう。
バラマキ用の量の小さな土産は、ルルモール1階の大型のハイパーマーケットよりも、このようなこじんまりとしたスーパーの方が見つけやすいのでは、と思う。
往復20分程、運転手さんの待ち時間30分程で、2人で250ルピー+チップ少々。

 病院に戻り、12時の薬を服用後、昼食。食欲が戻ってきた。

1時、自室にて、尻からのヴァスティ=浣腸
これも、もう慣れた。

3時、トリートメントルームにて、シロダーラと座浴。
茶色い、ほんのりと甘い匂いのするお湯に腰まで浸かる。
時々セラピストが熱いお湯をつぎたしにきてくれる。
いい湯だな♪ババンババンバンバン♪
シロダーラは、一昨日、昨日よりもおでこが慣れたからか、長めになった。
気持ちいいとは思わないものの、おでこはもう大丈夫。でも首が痛い。
なぜなら、枕が江戸時代の時代劇に出てくるような、バカ殿で見たような四角いもので、木製のかたいやつなのだ。

その後、部屋に担当Drが問診にきた。
今日はシロダラで眠ったか?と聞かれ、いいえと答えると、少し困った顔をしていた。
あと、枕が痛いことも訴えた。
このDrは、私がこれが痛い、あれがしんどい等、体調の変化や要望を言うと、嬉しそうな顔をする。ちゃんと患者の状態を知りたい、とても熱心な人だ。

今日は祝日のため、ヨガ教室は無い。
ゆっくり部屋で過ごし、薬を飲んで夕食へ。

ここの料理は確かにおいしいのだけど、普段こんなに毎日スパイスをとることがないので、3食毎日カレーだと、食欲が無くなってくる。おいしいということは確かで、体調をくずすこともないのだけれど。
アーユルヴェーダは腹八分目なので、その位で残して構わないそう。
日本人の患者さんと、うどんが食べたいとか、どこそこのパフェが旨いとか、8時過ぎまで話し、食堂のスタッフが帰りたそうにしているので、その辺できりあげて部屋に戻る。

チャパティ、全粒粉でおいしい↓
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9日目、幸福とは@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

持病の治療のため、インドのケララ州にある病院にて、アーユルヴェーダの治療を受けること9日。

昨日はシロダーラをして、私のひたいのサードアイにオイルがしみて大変だったが、効果はあったのか、いつもより1時間多く、7時間眠れた。
まだ夜明け前。ベッドの上でヨガをする。
オイルマッサージを受けていると、関節がやわらかくなる。

朝のトリートメントはオイルバス。
これはあいかわらず最高だ。
セラピストが、シロダラは好きか?と聞いてきた。分かってるくせに(笑)

朝食後、部屋でココナッツをチューチューしたり、薬を飲んだりして過ごす。
テラスにて、真上を轟音をたてて飛んでいく飛行機を撮影↓
地上から見ても、はっきりと車輪や「Air 〇〇」等の文字が見える程の近さ。
私もこうやって、ゴーッという音と共に、飛んできた。

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昼食を食べに食堂へ。
シェフが「日本もこんなに雨が降ることがあるのか?」と。
去年、岡山で水が上がったと伝えると、日本でもそうなのかと驚いていた。
ちなみにこの度のケララの洪水、シェフの家は高台で大丈夫だったとのこと。
他のアーユルヴェーダの施設も、川の下流の方にあるところは床上浸水したと、他の人から聞いた。雨季のケララはちょっと注意が必要かも。

13時:浣腸=ヴァスティ
便はだいたい1、2回出る。それでgood らしい。

その後、シロダーラと座浴。
今日のシロダーラは、昨日よりマシで、そんなに快適でもないが、大丈夫。
シロダーラの後って、シャンプーたくさん必要になるし、そんなに好きじゃない。

部屋に戻り、担当ドクターの問診を受け、頭と体をあらって、フィロソフィーの講義を受けに食堂へ。
英語だから、ほとんど理解できないかもしれないけど、暇だし、せっかくだし。
講師は、アーユルヴェーダ界で有名な、ここで一番偉いらしい、Dr.クリシュナ。
ちょっとゆっくり話してくれているような気もする。英語が出来ない私のための、合理的配慮か?しかし、途中でヨガの時間になると、ヨガへ行く私(ゴメン💦)
細かいところは理解できてないけれど、アーユルヴェーダの話だった。だいたいこんな内容↓
「人生において幸せとは、お金持ちになることではない。必要なのはアーユルヴェーダのフィロソフィー=哲学だ。タマスは動きのない状態、ラジャスは動きの多い状態、その2つのバランスが大切で、どちらかが過剰になっていると幸せは感じない。だからのんびりしすぎてもダメ。タマスは黒、ラジャスは赤、白はオージャスだ。」
なるほど、と思った。忙しい時は休暇がほしいと思うし、長期休暇でじっとしていると、それはそれで気分が滅入ってくる。バランスが取れている時が一番ハッピーだ。
他にも、「アーユルヴェーダには、ヴァータ、ピッタ、カパがあり、ヴァータが風で、ピッタが火、カパは水、自然は中性。」とか。
帰国したら、部屋にグリーンを増やそう。そして服の色もタマスとラジャスが半々になるようにしてみよう。

食べ物の話になったので、それはよく知っているし、ヨガへ。
私と同じように、講義を途中で抜けた人達と合流。
今日のヨガ参加者は、全員日本人。
終了後、ヨガの先生にプラマヤナ(呼吸中心のヨガ?)について質問。
英語ペラペラなお嬢さんもやってきて、通訳してくれて、皆で先生を質問攻めにする。
呼吸法をする時、内臓が息をするように、お腹の深いところを動かしつつ呼吸をするとか。(´・∀・`)ヘー

部屋で夕方の薬を飲んで、夕ご飯を食べに食堂へ。
仲良くなった人が、食欲が落ちたと言う。なぜか皆最初は食欲があり、3日をすぎると食欲が落ちるという。一昨日来たウガンダ人は、まだ食欲旺盛。「あと2日後ね」と予言しておいた。
隣の部屋のカタール人は、明日のトリートメント「ポディキチ」が辛いものでないか不安がっている。私も受けていたので、「それ気持ちいいよ。大丈夫。」と伝えた。
「今どんな治療受けてるの?」 私「オイルバスとか、メディカルオイルをお尻に入れるとか。」まあ、そんなのも受けているのね、とうなずいていた。
皆インド人っぽい顔をしているので分からなかったが、他にもオマーンから来た人等もいて、実は結構多国籍だった。

8時過ぎに部屋に戻り、洗濯をし、食後の薬を飲み、9時就寝💤 

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8日目、初シロダーラでおでこが大変なことに@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

病院滞在8日目。
今日から治療スケジュールがかわるのだ。午前、オイルバス。午後、浣腸、シロダーラ、座浴。浣腸がひっかかる感じもするが、若干苦手だったヨニピチュは昨日で終わった。
1日目にヨニピチュのオイルがついて、洗濯しても取りきれず、バター臭かった服も、昨日と今日着て、今夜洗濯するぞ。

 

 7時:カプセルの薬を飲む。

 

7時半、セラピストが迎えにきて、トリートメントルームへ。
いつものように、全裸にふんどしを巻いてもらう。いつもいつもかたじけない。
アーユルヴェーダの神様にお祈りをし、木製の台の上であおむけになる。
温かいオイルをたっぷりと体にかけてもらう。体勢を横にしたり、うつぶせになったりして、数十分続く。
とても気持ちが良い。トロトロとした質感で、チョコレートでコーティングされているアーモンドやケーキのスポンジになった気分。
さすが、王様のトリートメントと言われるだけあり、こんなに大量のオイルを使用して、なんて贅沢なんだろう。
これも自然豊かなケララだからこそ可能なんだろうな。

終わった後はだるさを感じるとの説明があったので、そのつもりでいたけど、普段から湯につかる文化の日本人は、入浴後のだるさには慣れているので、そこまででもなかった。

 

今朝の朝食は、いつもの通りカレー。ここ数日、カレーがきつく感じる。スパイスが効きすぎているわけでもない。もったりとした感じがする。なんだろう、油かな?
もう昨日の下剤の影響はないけれど。

 

午前はしばらく暇なので、部屋で日記を書く等して過ごす。
掃除の人がきたのでベランダに出ていたら、薬局くん(薬剤師の男の子、内心勝手にこう呼んでる。)が12時の液薬を持ってきた。彼はいつもおでこに黄色い絵の具のようなものをつけている。
そして私が一番苦手なこの液薬を、さあ、今すぐ飲めと差し出す。別に見られてなくてもちゃんと飲むのだけど、コンディションによっては、飲み切るのに数分かかることもある。今日は素早く飲めるかどうか。
いつものピンク色のぬるい水と交互に、5口位で飲めた。今日は飲みやすかった方。しかしまずいものはまずいので、眉間に皺がよってしまう。
「テンキュー」と空いたグラスを渡すと、薬局くんは首を横にかしげた。これはインドの頷き方で、YES、分かった、いいよ等を意味する。私も時々真似しようとするが、ついぎこちなくなる。
薬局くんの持つおぼんには、他の患者さん達の様々な薬がのっている。透明な黄色いものや、私のとよく似た茶色いもの等。
「ねえ、その薬ってどんな味なの?」 薬局くん「いろんな味。」
「甘いの?」 薬局くん「甘くないよ。」

 

まだ部屋は掃除中だけど、貴重品はワイヤーロックをかけたクローゼットの中だし、部屋の扉をあけたまま放置してもなんの問題もないので、そのまま昼食へ。

食堂へ行くと、料理教室をやっていた。
この鍋に、右のココナッツミルクの半分の量を使うらしい。結構大量のココナッツミルクが使われている。
もっと見ていたいけど、13時から浣腸の予定で、ごはんも食べなきゃいけないので、そこそこに切り上げる。
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 隣の部屋の人等、顔見知りの患者さん達とランチタイム。
聞いてみたら、やはり隣の人も液薬はまずいらしい。
私「トリートメントの時間だ。行かなきゃ。」
隣人「今から何するの?」
私「メディカルオイル、プットインAss。」
隣人「あー・・・。」

部屋に戻るとすぐに担当Drとセラピストがきた。
プラスチックシーツをひいたベッドに横向けに寝て、膝をまげ、尻の穴に器具をさしてオイルを注入する。
・・・はずなのだが、なぜか器具が入りにくい。
「口で息して、リラックスしてて。」さっきからそうしているのだが、なぜか入りにくい。よほど締まりがいいのだろうか。
なんとか終わって、セラピストがお腹をぐるぐるマッサージをし、膝をまげのばし。腸がよく動くようになるようにかな。
Drとセラピストが退室後、お尻に綿を挟んだまま、20分横たわる。

20分後、トイレでいきんで、オイルを尻から出す。香ばしい匂いのする茶色いオイルだった。もしかするとこの時一緒にスツールが出るかもしれない、と聞いていたけど、何もでなくて拍子抜け。昨日あれだけ出せば、もう残っていないか。
・・・と思ったら、時間差で出てきた。

 

もう💩出てこないか、少々不安だが、3時すぎにセラピストが迎えに来た。
次はシロダーラと座浴をするのだ。
薄暗いトリートメントルームでは、さっき食堂で一緒だったお隣さんが、先にシロダーラを受けていた。その横を、物音をたてないよう、そ~っと通り抜ける。
シロダーラとは、おでこにオイルを垂らす、リラックスや脳神経のトリートメントで、目隠しをした状態で受ける。なので、お隣さんも私が通っているとは気づくまい。
私は隣の部屋で茶色いハーブを煮だしたお湯で座浴。これは下腹部のためのトリートメント。

さて次は、人生初シロダーラ。
スリランカでは長期滞在者しか受けられなかったけど、ここでは初日から短期滞在者もガンガン受ける。
アーユルヴェーダといえばこれ、というイメージもあり、どれだけ気持ち良いのか、わくわく・・・💓

 

・・・う、これは、あかん、あかんやつや。
ベッドの上にあおむけになって、漏斗の先端が見えた時から嫌な予感はしたのだが、おでこにオイルが細く垂らされると、おでこがうずうずして耐えられない。
宮田たまきの言葉を借りれば、「額からウリウリ」。
おでこに細いものを近づけると、おでこが変な感じがして耐えられない。目をつぶっていても、気配だけでそうなる。程度は色々だろうけど、ほとんどの人が経験しているだろう。それがシロダーラ中ずっと続く。
私のひたいにあるサードアイ、第3の目が大変なことに!これは邪眼なのだろうか。私の精神がよこしまだから、聖なるシロダーラによって悶えているのだろうか。とにかくもう無理っ。目が~~っ(ラピュタ風)。
私「Oh~!」(低い声で呻く)
セラピスト達「どしたの?」
私「URIURIする。これって標準なの?」
セ「ん?ウリウリ?何?何のこと??」
ジェスチャーを交えながら、おでこの不快感を訴える私。
担当ドクターもやってきた。
Dr「痛いの?」 私「痛くはない。」 Dr「痒いの?」 私「痒くもない」
私「ほら、例えばとがったものをおでこに近づけると・・・」
それで、たぶん理解してもらえたようで、よりゆっくりとの指示が出たよう。
それでも全然快適ではなく、額の中央にオイルが垂らされる度に、ぐっと体に力が入る。これ、本当に効くのだろうかと思いながら、がんばって耐える。

終わった後、セラピスト達は、皆気持ちよくて眠ってしまうのに、と不思議がっていた。

普通よりも早めに終了したそうで、あとオイルを1時間流さずに、タオル巻いたままで過ごしてね、と指示が出た。今日のヨガはあきらめよう。
もし明日もシロダーラ気持ち悪かったら、脳天にオイルを溜めるトリートメントに変更するとか。

ついでにDrに、すぐにお腹がいっぱいになることを伝えると、ノープロブレムとのこと。
そして明日も明後日もずっと浣腸をやるらしい。ああ…。

 

夕方6時の液薬も、だいぶ慣れたとはいえ、やはりまずい。

お腹は減るけど、夕飯を食べ始めると食欲がない。蒸野菜の、たくさん入っているウリも食べにくいので、にんじんだけよって食べた。

 

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7日目、下剤で11回のトイレ@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

(※下ネタにつき、お食事中、潔癖症の方は閲覧注意。)

 

南インドケララコーチンにて、持病の治療のため、アーユルヴェーダの病院に入院7日目。

今日はデトックスの山場、下剤を使って毒を出す。これはパンチャカルマのうちの1つ、ヴィレチャナという。
パンチャカルマには色々あって、小腸から出すヴィレチャナの他に、大腸からの浣腸、胃からの催吐剤、ヒルに血を吸わせる等がある。私がやるのは下剤と浣腸。なぜなら、ヴァータ体質だから。
一番しんどいのは、ピッタ体質のための催吐剤のよう。前処置に毎日油を飲んで、吐く時も苦しそう。私ならヒルの方が良い。むしろちょっとやってみたかったけど、血を吸って膨れたヒルは、写真で見ると結構大きくてグロかった。さらにピッタ体質の薬には、牛の尿で作られた、匂いもそのままの液薬があるとか。ピッタの人、かわいそう。それに比べるとヴァータの治療なんてだいぶマシだ。私の生まれ持った体質はヴァータピッタで、あともう少しピッタが多ければ危ないところだった。よかった、ヴァータ優勢で。

 

朝6時前、薬剤師が下剤を持ってくる。
続いて食堂のスタッフも、下剤を飲むのに使うぬるい普通のお湯を持ってくる。「これで薬飲んでね。」
下剤は黒っぽいペーストで、ほんのり甘い。これを持参したオブラートにつつみ、コップ2杯のお湯で飲む。そして説明の通り、ゆっくり部屋の中を歩き回り、スクワットする。調子に乗って、少しヘイヘイドクター(しゅんしゅんクリニックP)も踊ってみる。ここ病院だし。
すると、15分後にゆるやかな便意が。Drによると、45分後に1回目のう〇こが出るとのことだったが、15分でバナナ中1本分出た。下剤の前にすでに1回済ませたというのに。
説明によると、15分毎にコップ半分のお湯を飲み、よく歩き回るか、スクワットしなければならないのだが、いつまで歩けばよいのだろうか。確認するのを忘れて分からないので、動けるだけゆっくり動くことにする。
ん?なんか、吐気がする。これがあるかもしれないと言われていた吐気か。立てないので、ベッドに座って、足だけ動かす。
30分後、形のない柔らかいう〇こが出る。少しすっきり。
再び歩き回っていると、また胃がきもちわるくなった。ちょっと休憩。
さらにお湯を飲み、また柔らかいのが出て、出す度に少しずつ楽になるのを感じる。
波のようにしんどくなるので、自分自身を励ます。がんばれ、今日、出し切るんだ、だから歩け。でもヘイヘイドクターはやらないでおこう。
そしてまたタール状の💩。その後、強い吐気。ヘイヘイドクターなんてやるんじゃなかった。こらえきれず、薬ちょっと吐いた。
休憩しつつ、歩き回ったり、15分毎にお湯を飲んだり…。
5回目のトイレは水状の下痢、そして透明の水になった。なぜか背中がすっきりした。でもまだ少し残っている感じ。
8時、担当Drが来た。「Dr、5回出ました。」「グッド、パラゲーション(=浄化)!あと3回出るわよ。あとでライスウォーター持ってくるね。」Drは嬉しそうだった。
もう2時間も歩き回っていたので疲れた。もう歩かなくていい。
6回目、時刻は8時半、まだモロモロした便が出る。7回目もそんな感じ。8回目、黄色い水とコロンとした便が。
そろそろ止まったかな。本当にDrの言う通り、あれから3回出た💩💩💩

部屋でライスウォーターを待っていると、お腹が痛くなってきた。これは効きすぎている!?やはりヘイヘイドクターがいけなかったのか?
踊っていたことはヒミツにして、「Dr、お腹痛い、ペイン。」とDrルームの内線に電話。
すぐに担当Drは、湯たんぽを持ってきてくれ、熱くないよう、シーツに巻いて手渡してくれた。
湯たんぽ、なんてあったかい、癒される、痛みがひいていく。

ほぼ同時にライスウォーターもやってきた。ライスウォーターとは、お粥の上澄みのこと。赤米を使っていて、味はないけどおいしい。コップの底に沈んでいる米粒もおいしい。

グビグビ飲んでいたら、再び担当Drが様子を見に来た。「ライスウォーターは、お昼までにゆっくり飲むのよ。」ガビーン

 

 ちょっとまだお腹が不安定な気もするが、昼ごはんのお粥やバターミルク等が部屋に届く。
バターミルクは、いつも昼食に出ている、酸っぱい黄色いヨーグルト風味の液体だった。
1番下の白いのは塩、おいしい。左がギー、あまり食べると気持ち悪い。右下のがパリパリしておいしい。 
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昼食後、まだ水下痢は出る。
結局止まったのは14時半頃。下剤服用後、メモしてカウントしていたが、合計11回💩
疲れた。まだちょっとお腹痛い。頭が動かず、何もしない、何も考えられない。燃え尽きた・・・

 

15時、鼻腔のトリートメント「ナスヤ」「インハレーション」をしに、セラピストがやってきた。
私は真っ白になった明日のジョーのように、ぐったりとベッドに座り、湯たんぽをお腹に抱えている。
「大丈夫?ナスヤできる?何回トイレ行ったの?」大丈夫、11回。「Too much」
フェイスマッサージが心地よい。やはり薬よりも人の手が好き。

続いて、ベテラン女性Drがヨニピチュ=膣オイル浣腸の道具一式を持って、部屋にきた。逆光で大きな注射器のようなものを持たれると、ちょっとこわい。

ヨニピチュもナスヤも、今日で最後。明日からはシロダーラなのだ♪

担当Drも明日の予定を持ってきた。夕食は普通に食べていいとのこと。辛い物が心配だと言うと、食堂に電話してくれた。今日のごはんはトマトライスだから、辛くないそう。トマトライス、おいしそう。

 

おやつの発芽緑豆も届いたので、1口だけ食べてヨガへ行く。
顔見知りの患者さんに、今日は下剤で疲れた、とか話す。
今日のヨガは人が多い。全部で9人。
メタボな人が多いからか、いつもよりよく動くタイプのヨガをしている。今日の私はヨレヨレだ。
しかしヨガの後は、気分がとてもすっきりする。

今日はいつものタブレットや液体の薬は無し。

夕食の時は、すっかりお腹の調子は良くなっていた。
同じく1人で来ている、年齢も近い患者さんと1時間半程おしゃべり。
トマトライスはダイエットメニュー指定の私にはなくて、ご飯くださいと言うと、ビリヤニが出てきた。これはこれでおいしい。ここのチャパティは全粒粉のですごくおいしいけど、やはりお米がほっとする。
別にダイエットする程太っていないし、細い方なのだけど、インドの食事は油が多いから、帰国する頃には太っているんじゃないかとの、コーディネーターのはからいで、ダイエットメニューになったのだ。

コーディネーターから電話をもらい、下剤でトイレ11回は平均的な回数とのこと。
肌の調子も良くなったし、上手くいったようでなにより。

 

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煌めきモリンガ青汁

6日目、もっとスチームを@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

南インドケララ州にて、アーユルヴェーダの治療のために入院生活6日目。

 

7時半、アビヤンカ(基本のオイルマッサージ)、その後スチームバス。
明日はパンチャカルマ、解毒の中処置、つまり山場であり、下剤を飲んでデトックスするのだ。
今日までの6日間はそのための前処置で、解毒の処置に耐えられる体になるのが目的。
今日はその最終日。理論はよく分からないが、スチームバスでしっかり汗をかき、明日の解毒に備える。
腕の痒みのため、今日からマッサージのオイルが変更になり、いつもと違うココナツのような匂いがする。
木製の大きな箱の中に入り、頭だけ出す。最初だけ拷問器具を思い出して妙に怖い。下からは薬草を煮た蒸気が入り込み、あたたかい。つまり、小さなサウナだ。
サウナって、発汗って、こんなに気持ちよかったかな。帰国したらまた岩盤浴や温泉行こう。
セラピスト「十分?」
私「モアー(もっと)」
さらに数分・・・。
セラピスト「ウェット?」
私「たぶん。分からない。」だって汗なのか蒸気なのか?日本のサウナなら、脱水症状寸前の、もうしんどいってところまで入るよね。
箱を開けて、年配のセラピストが私の肩を触って確認。「グッド」
良い感じだそうで、ここで終了。肌もつるっとした。

 一旦部屋に荷物を置いてから、食堂へ。
また今日もパンティを履き忘れてしまった、でも支障ないか。こんな感じで、日中はほとんどパンティを履かないので、枚数が少なくても問題ないよな、等と思いつつ朝食を食べる。
パパイヤとカレー、白いのはおからのような、クスクスのような主食。ちょっとしつこい味がする。
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 お腹いっぱいだから、ちょっと散歩。昨日までの大雨は止み、今朝は晴れている。f:id:ayuruvettyco:20190908172526j:plain

部屋に戻って、9時の薬を遅れて飲む。
ココナツを飲んだり、日記を書いたり、10時の液薬のKASHAYAMを飲んだり。
だらだらしてると、あっという間に12時。また液薬を飲み、朝食から4時間しかたっていないのにランチ。
本当はランチは14時位までやっているのだけど、13時半から治療があるから、そんなに遅く行けないのだ。

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今日のサラダは生野菜ではなく、温野菜↑
昨日来たばかりの患者さんとおしゃべり。コーチン空港は閉鎖しているし、大雨で道も悪いし、たどりつくのが大変だったそう。

 

13時半前、部屋に戻って、部屋でトリートメントを受けるため、ベッドにプラスチックシーツをひく等して、準備をする。もう慣れたものだ。

13時半、婦人科の治療の、ヨニピチュ、ヨニヴァスティ。
これもすっかり平気になり、違和感もなくなった。
体に入れたオイルを浸透させるためだろうか、2時間横になる必要がある。
その間は暇なので読書。

3時頃、ナスヤをしにセラピストがくる。
あいかわらず、ナスヤの後は、どこにあった?と驚く程の痰がスルスル出てくる。

3時半、体を洗う。
あつめのお湯で洗い、体があたたまったからか、また腕のプツプツと痒みが出てきた。

Drは、オイルマッサージの後ではないから、オイルは合っている、とのこと。

 

今日のおやつも塩味の発芽緑豆。きのう食べきれなかったのに、今日も山盛り。
食べられねーよ!と内心つっこみを入れつつ、2口だけ食べる。
ここ2,3日、すぐ満腹になり、食後4,5時間たつまでは膨満感がある。しかし夜にはきちんとお腹が減る。動いてないからかな。

 

今日は日曜日なのでヨガはお休み。
夕方、食堂でアーユルヴェーダの講義があると聞いていたので行ってみたが、電気消えてるし、だれもいない。
時々行ってみたけど、なさそうなので、大雨のせいで中止になったのかもしれない。
こういうイベント事の連絡は、あったりなかったりまちまち。

 

夕食の時、隣の席に座ったインド人女性は、ここから家が近いらしい。いいな。
外国人は、インドまで、かなりの時間とお金をかけて来ないといけない。
エアアジアのおかげで、往復5万円程でこられるようにはなったけど、片道だけでも1日かかるし。
それから、彼女は肉はほとんど食べないそう。なぜなら海に近いコーチンは、魚が安くて新鮮だから。ここでは野菜しか出ないけど、来週街まで行ったら食べてみようか。

 

明日は朝6時から下剤を飲む予定。夕方、担当Drから丁寧な説明があった。
話によると、何度か下痢が出て、完全にデトックスするらしい。
膨満感ともきっと今日でさよならだ。
コーディネーターからも応援の電話があり、明日が正念場だから頑張れとのこと。
私はわりと腹痛をよく経験している方なので、下痢の腹痛位大したことない、と軽く考えていたのだけれど、励まされると逆にちょっと緊張してきた。明日はつらいのだろうか・・・。
まあ、楽しみでもあり、不安でもあるけど、出すぞー。

 

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