アーユルヴェティ子の、美と健康のためのもがき

40代女性がおくる美と健康のためのブログ。アーユルヴェーダ、シャンプー、化粧品、食、旅のこと等(広告があります)

7日目、下剤で11回のトイレ@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

(※下ネタにつき、お食事中、潔癖症の方は閲覧注意。)

 

南インドケララコーチンにて、持病の治療のため、アーユルヴェーダの病院に入院7日目。

今日はデトックスの山場、下剤を使って毒を出す。これはパンチャカルマのうちの1つ、ヴィレチャナという。
パンチャカルマには色々あって、小腸から出すヴィレチャナの他に、大腸からの浣腸、胃からの催吐剤、ヒルに血を吸わせる等がある。私がやるのは下剤と浣腸。なぜなら、ヴァータ体質だから。
一番しんどいのは、ピッタ体質のための催吐剤のよう。前処置に毎日油を飲んで、吐く時も苦しそう。私ならヒルの方が良い。むしろちょっとやってみたかったけど、血を吸って膨れたヒルは、写真で見ると結構大きくてグロかった。さらにピッタ体質の薬には、牛の尿で作られた、匂いもそのままの液薬があるとか。ピッタの人、かわいそう。それに比べるとヴァータの治療なんてだいぶマシだ。私の生まれ持った体質はヴァータピッタで、あともう少しピッタが多ければ危ないところだった。よかった、ヴァータ優勢で。

 

朝6時前、薬剤師が下剤を持ってくる。
続いて食堂のスタッフも、下剤を飲むのに使うぬるい普通のお湯を持ってくる。「これで薬飲んでね。」
下剤は黒っぽいペーストで、ほんのり甘い。これを持参したオブラートにつつみ、コップ2杯のお湯で飲む。そして説明の通り、ゆっくり部屋の中を歩き回り、スクワットする。調子に乗って、少しヘイヘイドクター(しゅんしゅんクリニックP)も踊ってみる。ここ病院だし。
すると、15分後にゆるやかな便意が。Drによると、45分後に1回目のう〇こが出るとのことだったが、15分でバナナ中1本分出た。下剤の前にすでに1回済ませたというのに。
説明によると、15分毎にコップ半分のお湯を飲み、よく歩き回るか、スクワットしなければならないのだが、いつまで歩けばよいのだろうか。確認するのを忘れて分からないので、動けるだけゆっくり動くことにする。
ん?なんか、吐気がする。これがあるかもしれないと言われていた吐気か。立てないので、ベッドに座って、足だけ動かす。
30分後、形のない柔らかいう〇こが出る。少しすっきり。
再び歩き回っていると、また胃がきもちわるくなった。ちょっと休憩。
さらにお湯を飲み、また柔らかいのが出て、出す度に少しずつ楽になるのを感じる。
波のようにしんどくなるので、自分自身を励ます。がんばれ、今日、出し切るんだ、だから歩け。でもヘイヘイドクターはやらないでおこう。
そしてまたタール状の💩。その後、強い吐気。ヘイヘイドクターなんてやるんじゃなかった。こらえきれず、薬ちょっと吐いた。
休憩しつつ、歩き回ったり、15分毎にお湯を飲んだり…。
5回目のトイレは水状の下痢、そして透明の水になった。なぜか背中がすっきりした。でもまだ少し残っている感じ。
8時、担当Drが来た。「Dr、5回出ました。」「グッド、パラゲーション(=浄化)!あと3回出るわよ。あとでライスウォーター持ってくるね。」Drは嬉しそうだった。
もう2時間も歩き回っていたので疲れた。もう歩かなくていい。
6回目、時刻は8時半、まだモロモロした便が出る。7回目もそんな感じ。8回目、黄色い水とコロンとした便が。
そろそろ止まったかな。本当にDrの言う通り、あれから3回出た💩💩💩

部屋でライスウォーターを待っていると、お腹が痛くなってきた。これは効きすぎている!?やはりヘイヘイドクターがいけなかったのか?
踊っていたことはヒミツにして、「Dr、お腹痛い、ペイン。」とDrルームの内線に電話。
すぐに担当Drは、湯たんぽを持ってきてくれ、熱くないよう、シーツに巻いて手渡してくれた。
湯たんぽ、なんてあったかい、癒される、痛みがひいていく。

ほぼ同時にライスウォーターもやってきた。ライスウォーターとは、お粥の上澄みのこと。赤米を使っていて、味はないけどおいしい。コップの底に沈んでいる米粒もおいしい。

グビグビ飲んでいたら、再び担当Drが様子を見に来た。「ライスウォーターは、お昼までにゆっくり飲むのよ。」ガビーン

 

 ちょっとまだお腹が不安定な気もするが、昼ごはんのお粥やバターミルク等が部屋に届く。
バターミルクは、いつも昼食に出ている、酸っぱい黄色いヨーグルト風味の液体だった。
1番下の白いのは塩、おいしい。左がギー、あまり食べると気持ち悪い。右下のがパリパリしておいしい。 
f:id:ayuruvettyco:20190914161636j:plain 

 

昼食後、まだ水下痢は出る。
結局止まったのは14時半頃。下剤服用後、メモしてカウントしていたが、合計11回💩
疲れた。まだちょっとお腹痛い。頭が動かず、何もしない、何も考えられない。燃え尽きた・・・

 

15時、鼻腔のトリートメント「ナスヤ」「インハレーション」をしに、セラピストがやってきた。
私は真っ白になった明日のジョーのように、ぐったりとベッドに座り、湯たんぽをお腹に抱えている。
「大丈夫?ナスヤできる?何回トイレ行ったの?」大丈夫、11回。「Too much」
フェイスマッサージが心地よい。やはり薬よりも人の手が好き。

続いて、ベテラン女性Drがヨニピチュ=膣オイル浣腸の道具一式を持って、部屋にきた。逆光で大きな注射器のようなものを持たれると、ちょっとこわい。

ヨニピチュもナスヤも、今日で最後。明日からはシロダーラなのだ♪

担当Drも明日の予定を持ってきた。夕食は普通に食べていいとのこと。辛い物が心配だと言うと、食堂に電話してくれた。今日のごはんはトマトライスだから、辛くないそう。トマトライス、おいしそう。

 

おやつの発芽緑豆も届いたので、1口だけ食べてヨガへ行く。
顔見知りの患者さんに、今日は下剤で疲れた、とか話す。
今日のヨガは人が多い。全部で9人。
メタボな人が多いからか、いつもよりよく動くタイプのヨガをしている。今日の私はヨレヨレだ。
しかしヨガの後は、気分がとてもすっきりする。

今日はいつものタブレットや液体の薬は無し。

夕食の時は、すっかりお腹の調子は良くなっていた。
同じく1人で来ている、年齢も近い患者さんと1時間半程おしゃべり。
トマトライスはダイエットメニュー指定の私にはなくて、ご飯くださいと言うと、ビリヤニが出てきた。これはこれでおいしい。ここのチャパティは全粒粉のですごくおいしいけど、やはりお米がほっとする。
別にダイエットする程太っていないし、細い方なのだけど、インドの食事は油が多いから、帰国する頃には太っているんじゃないかとの、コーディネーターのはからいで、ダイエットメニューになったのだ。

コーディネーターから電話をもらい、下剤でトイレ11回は平均的な回数とのこと。
肌の調子も良くなったし、上手くいったようでなにより。

 

にほんブログ村 美容ブログ アーユルヴェーダへ
にほんブログ村

煌めきモリンガ青汁