アーユルヴェティ子の、美と健康のためのもがき

40代女性がおくる美と健康のためのブログ。アーユルヴェーダ、シャンプー、化粧品、食、旅のこと等(広告があります)

ビリヤニに恋して

南インドアーユルヴェーダの旅も終わり、日本での慌ただしい日々に戻ってきた。
そんな今、私はビリヤニに恋している。ドリアンも愛しているんだけど、ごめん、他にも好きな人ができたんだ。これがただの浮気なのか、本気なのか、まだ自分でも分からない。でも、ミステリアスなビリヤニに心惹かれてしまう。

ビリヤニとは、一見ピラフのように見えるが、ピラフではない。チャーハンでもパエリヤでもない。

これは、南インドケララコーチンにあるルルモール内、パラゴンのチキンビリヤニf:id:ayuruvettyco:20191012100702j:plain

一緒に頼んだコリアンダーシーフードスープもなかなかおもしろい味でおいしい。f:id:ayuruvettyco:20191012103212j:plain


そしてこれは、マレーシアのクアラルンプールのKLセントラルエリア、Santhi FOOD CORNER内、OM POT BIRYANI ( MANNPANNAI)のマトンビリヤニ
ものすごくおいしいけど、辛すぎてあまり食べられなかった。

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ちょっとわかりにくいけど、クレイポッドで蒸して作ってある↓f:id:ayuruvettyco:20191012103325j:plain

この通り、ビリヤニは炊き込みご飯。

他にもインドの病院でちょこちょこ食べた、カルダモン等で調理された米がおいしかった。

そして、帰国して家でビリヤニを作ってみたいと思ったものの、そのレシピの多彩さと工程の複雑さに面食らった。 
一般的なビリヤニは、バスマティライス(長細い米)を5割~8割程の固さに塩やスパイスを使ってゆで、別に肉や野菜等のカレー味の具をつくり、その上にさっきの米をしきつめて、ギーやサフラン水等をまばらに少量ふりかけて蒸す。

ビリヤニのレシピの長い注釈、またはカッチビリヤニ論 | 南インド屋

ビリヤニを作る時のコツ、レシピ。いかにビリヤニが奥深く、難関か。

2019/10/07 14:18

 上記の記事によると、コツがものすごくたくさんあるのだ。米は事前に浸した方がいいとか、鍋の形状や具の敷き詰め方で、米の火の通り方がちがい、間違うと米がパサパサになってしまうらしい。そして肉も程よく火が通っていなければならない。
鍋をポンポンと叩いたら、できあがったかどうか分かるって・・・。
それにスパイス、何種類使うんだ。
またビリヤニというからには、バスマティライス等の向こうの米を使わなくてはならない。近所のスーパーでは売っていないので、遠くのインド食材店から電車で持ち運び、やっと作ったと思ったら失敗する可能性も高い。うまくできるまでに、どれだけのライスを犠牲にするのだろうか。
炊飯器にビリヤニモードができないだろうか、と願う。

 と思ったら、本場インドのリゾートで、カレーとごはんを合わせてビリヤニとする簡易方式もあるよう。

うちの近くのインドネパール料理屋のビリヤニも簡易式。
でもやっぱり私は、鍋やポットで蒸した、色がまばらのビリヤニがいい。
色がまばらな、カッチ式で作ったのが食べたい。
ビリヤニの作り方には、後でカレーと米を合わせる簡易式の他、底にひいたカレーの水分で蒸し上げるカッチ式、米とカレーを層に重ねて蒸すパッキ式、日本の炊き込みご飯と同じ作り方のヒンドゥー式があるらしい。
日本ビリヤニ協会より)
 

材料はネットでもそろえられる。

 
 
 

 本場インドの人が作っているところを見てみよう。
BIRYANI | TRADITIONAL PRAWNS BIRYANI | Hyderabadi Style Dum Biryani Recipe Cooking In Village

なんでこんなでかい鍋?たらいのようなもので、おいしそうに作れるんだろう。


matka biryani recipe | pot biriyani recipe | मटका बिरयानी रेसिपी | matka veg biryani

おいしいビリヤニを作るには、どんな方程式が成り立つのだろう?
米とカレーの比率は?

もう食べに行くか、買おうか(-"-)

 

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14日目、退院@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

今日でここの病院を退院する。
肌はきれいになったけど、臍の下の脂肪腫はまだ変化なし。効果は3か月後らしいから、どうなるかしら。

夕方チェックアウトなので、それまではいつも通りトリートメントを受ける。

朝はライスミルクでマッサージ。これは肌がモチモチのツルツルになるやつ。

朝食はカタールのお隣さんと一緒に。googleトランスレーターも駆使して、カタール事情について聞いた。
まず、野性のラクダがいて、肉を食べるけれど、コブの部分は食べられない、乗るだけ。あと、ほとんどが砂漠で、海辺にいくつか小さい街があり、栄えている。そして色んな国の人や人種がいて、インド、スリランカ、ネパール人も多いので、それらの料理も多い。中国人はそこでも1ダラーショップで爆買いをしている。私も中東の1$ショップ行ってみたい。

 

昼食時、食堂では、日本かぶれのイスラエル人が、「ヴェティ子~!イタダキマース」と向こうの席から手を振るので、「おあがりなさーい!」と言っておく。
中東の人の人口密度高め。

 

午後、シロダーラと座浴。
シロダーラは、そのままツーとオイルを垂らすと、おでこが気持ち悪いので、指を使ってそーっとかけるようにしてくれている。
頭にタオルをまいたまま20~30分位茶色いハーブのお湯で座浴。これはシロダーラとは関係なく、腹部に良いから。

部屋に帰ってすぐにナスヤ。ナスヤのオイルも、日によって刺激のある時や、匂いが違う日等あり、コンディションによって薬を変えているのかも。

2週間お世話になったセラピストによくお礼を言い、喉にたまったオイルをうがい。
また来たいな、などと思いながら、急いで体を洗う。
髪を乾かし、荷物をパッキング。

 

処方薬持って帰れないかも事案の結末は、ひと月分だけ自分で持ち、あとの2か月分は、国際宅急便DHLで送ることになった。
液体の薬はタブレットに変えてもらった。
あとはDHLのスタッフが、病院まで出張しにきてくれるのを待つのみ。出張サービスあるの、なんで今まで誰も知らなかったんだろう。
しかし、夕方私が退院する時間になっても、DHLは来ない。来ると言って時間通りになかなか来ないことも、よくあるらしい。そこは郷に入れば郷に従えで、了承するのみだ。これでイライラするようでは、インドには向いていない。
結局、今からエルナクラム(コーチンの中心地)へ向かう道中、ドライバーがDHLの事務所によってくれることになった。

入院費用の半分は前払いだったので、残りの半分と処方薬代をクレジットカードで払い、チップも”スタッフお楽しみボックス”にそーっと入れて、マネージャーに礼を言い、車に乗る。
DHLの事務所は、郵便局のようにたくさんなくて、大きめの街中に行かないとなかなか無い。

そして、片側2車線×2=合計4車線、夕方の通勤ラッシュの車がビュンビュン行き交う中、ドライバーと命がけで信号の無い道を渡る。
おっと、車のトランクが豪快に空きっぱなしだよ。私の荷物が丸見えだw
気を取り直して、道を渡るタイミングをはかる。ドライバーが、右から来る車にちょっと待てとジェスチャーし、私は横にぴたっとくっついて歩く。
無事に渡り終えて、ドライバーがマネージャーから預かった書類と荷物をDHLに渡し、google翻訳も使いつつ、私も日本の住所等を記入。
しかしマネージャー、身分証明書のコピーの顔写真が、文字モードで白黒印刷したのか真っ黒だ(笑) これにはドライバーもウケていたが、仕方なくドライバーの身分証を使うことに。中身も開けられて内容をチェックされる。
必要なのは、送り主と受取人の身分証明書コピー。クレジットカード払いも可能。VISAだとOK。追跡番号を忘れないようにもらっておこう。
それと日本の空港で到着時、税関申告書(飛行機の中でよくもらうやつ)を2部記入して、必ず提出すること。ちゃんと空港で申告しないと、後々税関事務所にわざわざ行く必要が出てくる。
ちなみにDHL、1kgちょっとで日本まで、日本円にして7400円程。バカ高い💦
だからバカバカしいから、アーユルヴェーダから帰る場合は、航空券フライスルーにしとこう。
スリランカで出た処方薬は、オイル100ml二瓶と丸薬30粒程度だったから、まさか、こんなにたくさんもらえるとは思っていなかった。やっぱり病院だけあるなぁ。
航空券買いなおさずに済んでよかったよかった。
バタバタして大変だっただろうけど、処方薬を持って帰れない人が宅急便で送る前例が作れたかな。

 

これで入院生活は終わったけれど、日本に帰ってからも治療は続く。
薬を飲むことと、やってはいけないこと、やることリスト、つまり宿題をもらったので、取り組まなくてはいけない。

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しかし、細かすぎないか。
階段を使う時は手すりを使うべし。起き上がる時は片側で。
次のページには、背中に合う小さな枕で眠るべしとかも。
食べてはいけないものは、冷たいもの、凍ったもの、揚げ物、卵黄、バター、ギー、ヨーグルトetc...

治療の結果

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アーユルヴェーダのマッサージで使う台は、ふちがぽこっと盛り上がっている。

13日目、アーユルヴェーダ帰りはフライスルーで手配を@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

アーユルヴェーダの治療を受けて13日目。

7時間眠ってすっきり。でもやはり慣れない環境だと途中で目が覚める。
まだ喉が少し痛い。
まだ夜明け前で暗い、この時間は一日で一番ナイーブな時間。ヨガやスマホで調べもの等して過ごす。
水でも飲もうと、部屋の端まで行くと、急に停電になった。真暗で何も見えず、身動きがとれない。
一日のうちに何度か停電するけど、だいたい1、2分で復活する。

 

今日からオイルバスではなく、ライスミルクでマッサージするトリートメントがはじまる。これは最後の仕上げで、肌をきれいにするもの。
ただいま、インドで極楽トリートメントを受けております、なんてリポートしたくなるような、気持ちの良いトリートメント。

 

朝食、隣の部屋のカタール人と一緒に。
服がかわかなくて困っていて、後で服を買いに行くとか。スーパー周辺は、インドの丈の長いトップスかサリーばかりだったけど、Tシャツとかあるかな。

 

朝食後、持ち帰り薬をここから日本へ送りたいと受付に言うと、病院ではできないと言われた。
じゃあ町に行けばできるのかなと、最終日町へ寄る時か観光の日に送りたいと、コーディネーターにメールすると、すごいテンションで電話がかかってきた。なにやら、激おこプンプン丸の様子。
音が割れてよく聞こえないが、私が怒らせたのか?いや、よくよく聞くと、どうやら病院に怒っているとのこと。前から私の予定は伝えていた、それと色んな国の人が利用していて飛行機で持ち帰れない人もいるはずなのに、もっと前から調べておかないといけないと。
その後、色々かけあってくださって、なんとかなるのだけど、
インドは薬が郵送できないので、国際宅急便「DHL」(コーリエともいう)で送らなくてはならない。しかもDHLでも液体と粉、薬も種類によっては送れない。
インド、言われたことすぐにやってくれないとか、複数用事あると一個忘れるとかそんな感じなのに、ビザとかこういうことはすごく細かくややこしい。

なぜ宅急便で送りたいかというと、第3国で帰国前に一旦入国するから。
その場合、国によっては持ち込めるサプリメントや薬は1か月分まで。例えばマレーシアやタイだ。特にマレーシアの刑罰は重いらしく、懲役3年以下か約60万円以下の罰金という記事を見つけた。こわい((((;゚Д゚))))

ameblo.jp

しかもマレーシア観光局のサイトにも、そんなに大きく書かれていないし、大手ガイドブックにも、そのサイトにも情報が全くなかった。うっかり持ち込む人いると思うのに、なんでだろ。私たまたまネットサーフィンしてなきゃ、知らないまま捕まってたかもしれない。

もしも薬送れなかったら、航空券をフライスルーで買いなおさないといけない。Air Asiaはたいてい空席も当日まであるし、片道3万円程。痛そうで痛くないちょっと痛い出費(食べるラー油風)。結構凹むだろう。
私はKLでドリアン中のドリアン、ムサキングを食べる予定なのだ。先日返金不可のホテルもおさえたところ。どうなるムサキング!?
こんなことなら、寄り道なんて考えずにフライスルーにしておけばよかった。だって、夜便の後のトランジット5~6時間って、中途半端できついんだもん。トランジットホール内のホテルデイユースと、街中の安いホテルと交通費、値段変わらないんだもん。
良い子の皆はマネしちゃダメだよ。フライスルーで帰ろうね。国際宅急便もバカ高いよ。
マッサージオイルとかお土産もたくさん持って帰れるように、今後再訪の機会があれば、大きなスーツケースを用意したいところ。

 マネージャーにかけあっていただいているうちに、私は引き続き治療を。

ベテランDrも、「あなたはリラックスして治療に専念してね。」と。
そして「ヨーグルトはチャンネル(体の管)がつまるから食べてはいけない。毎日30分以上の運動を。」という帰国後の宿題をもらった。少なめで良かった。

 

治療の合間に、偉いDrが「明日休みだから、今から一緒に写真とろう。」とやってきた。インドの人、写真好きだなぁ。

 

3時、部屋でナスヤを受ける。セラピストによって、ゴリゴリ系のマッサージになる人と、ソフトタッチな人と、様々。
鼻に入れたオイルを出して、うがいしてすっきり。

 

今日は色々あって、モヤモヤしていたせいか、シロダーラはこれまでで一番心地よく感じた。
精神がフニャ~っととろけて、幼児の頃のようにフワフワする感じ。
眠りに落ちかけて、「終わったよ。」の声に気づかなかった。
終わるとすっきり。頭の中がいったんからっぽになった。
これ、仕事帰りの気持ちがささくれてる時とかに受けたい。

座浴もぬるめのいい湯加減♪
お肌は日々のトリートメントのおかげで、モチモチ、ピカピカ。

 

その後、インドの大変なところについてもコーディネーターから電話で聞き、ほんとに、日本人とインド人の間にたつって大変そう。
後ほど日本で貿易事務をしている友達に話すと、本当に大変なのでインドは担当したくないと言う。
私はおっちょこちょいやうっかりが許される面では良い国だと思う。
あと、日本人はチップをあげないことで、現地ドライバー等から悪評高いらしい。
ちなみにこの病院は、個別のチップは辞退していて、寄付やチップをあげたい人は、スタッフお楽しみボックスに、最終日の会計時に入れるシステム。
チップ、普通以上に仕事してて、もらえるものがもらえないのは、そりゃあ腹が立つはず。
私も例えば、管理職でもないのに残業代出ないってなると、ムカ着火ファイアー🔥🔥 雇用契約に反して残業代を払わないのは、人を見下しているのだろうか。

 

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12日目、ヴァータな私@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

アーユルヴェーダの治療を受けて12日目。

今朝見た夢は、あたふたしてる夢とか、仕事関係で会議している夢とか。まさにヴァータだ。
ちなみに、ピッタは怒ってる夢が多く、カパはお花畑とかの夢をよく見るとか。
お花畑の夢なんて、数年に1回位しか見ない。
今日はヴァータらしく、部屋の電気がつかないと騒いでいたら、スイッチを間違えていただけだったり、心配事が出てきたり。
あれ、もしかしてPMS?

そして少し喉が痛い。
朝のオイルバスの時、Drが来たのでそれを言うと、今日はココナッツウォーターは無しとのこと。
喉が痛い時は、ココナッツウォーターを飲んではいけないらしい。
そして、明日の予定に鼻腔のトリートメント「ナスヤ」が追加された。

朝食は日本かぶれのイスラエル人と一緒に。
「ねえ、ヴェティ子は日本では朝食は何を食べてるの?」と、日本の朝ごはんメニューへの期待を瞳に宿して質問してきた。
私『パン。』
「パンと何?」(お目目キラキラ)
私『ジャム。』
「・・・それだけ?」
私『それだけ。』

なんかごめん。朝はパン派なんだ。そしてサンダルフォーの砂糖不使用ジャムをつけるんだよ。みそ汁と納豆って言ってほしかっただろうに。

ちなみに今朝は、昨日リクエストしておいたトースト。最近毎食カレーだったので、あ!久しぶり!って感じ。全粒粉の、普段家で焼いているパンによく似ている。ギー=バターオイルがサンドされている。

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そして部屋に戻り、いつものように薬を飲んだり、日記を書いたりして過ごす。
今日の昼の薬は、いつもより味がエグく感じる。むしろ美味しい時もあるのにな。体調によるのかな。

ランチの時、患者さんにお誕生日の人がいて、皆でハッピバースデートゥーユーを歌ってお祝い。
ココナッツミルクで作られたクリームがのったケーキも出てきた。ラッキー。
その患者さんがおっしゃるには、前回来た時、すごく体調が良くなったので、もう一度来たとのこと。
私も期待しよう。

今日も部屋で浣腸を終えて、次はシロダーラと座浴へ。
今日は枕がやわらかいのに変わっている。やったー♪
昨日までのかたいマクラは、ちょっとリラックスして肩の力が抜けたと思ったら、首の痛みを感じ、「はよ終われ。」と念じてしまう程だったのだ。
私の額のサードアイは、じっとしてると大丈夫なのだけど、足とかを動かすと、オイルを垂らす位置や勢いが変にズレて、ウリウリと疼きだす。
私がシロダラになれるまでのいきさつはこちら↓
ayuruvettyco.hatenablog.com

今日は土曜日。ヨガ教室はお休みなので、たいくつだ。

今夜のディナーは、めずらしく、チャパティかごはん、どちらがいいか聞かれた。
やはりご飯がほっとするのでチョイスすると、ビリヤニが出てきた。
ちょっとオイリーで、ナッツも入っていて美味しい。
ビリヤニにはまりそうだ。

食後、他の患者さん達と夜のお散歩。といっても敷地内をうろうろ。
皆さん、同じトリートメントを受けても、副反応の種類や程度はそれぞれのよう。
アーユルヴェーダ、摩訶不思議。そして効果は3か月後。

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11日目、日本かぶれ現る@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

インドのケララコーチンアーユルヴェーダの病院滞在11日目。
今日は晴れたり、雨が降ったり、色んなお天気。

 
7時:若返りのソフトカプセルの薬を飲む

7半:PIZHICHIL=オイルバス。パンチャカルマの後処置で滋養を与える。

朝食:パパイヤ、カレー、そうめんのかたまりのような主食

朝食後:腫瘍等を小さくするタブレット薬、呼吸器に良い丸薬を飲む。

10時:脂肪を減らす作用のある、まあまあマズイ液薬を飲む。
部屋やテラスでゆっくり

12時:マズイ液薬を飲み、消化を高める。
昼食。9時に朝食を食べたところなので、全然お腹減ってない。

1時すぎ:担当Drとセラピストが部屋にきて、私のお尻にオイルを入れる。
今日はいつもよりお尻に器具がささりにくそう。
20分仰向けに寝たら、トイレできばってオイルを出す。2回に分けてオイルと、ついでに少し便が出て、すっきり。お腹は全然痛くない。

 仲良しの患者さんが、今日インドを発つそうで、部屋に会いに来てくれて、記念撮影。寂しいな。
担当Drもきて、一緒に写真撮影。

3時:セラピストがむかえにきて、部屋にあるシーツを持ってトリートメント室へ。
頭皮をマッサージしてもらってからの、シロダーラ。あいかわらず色んなことも考えてしまうし、気持ち良いという感じではない。なんで他の人達は、気持ちよすぎて寝てしまうんだろうか。
「枕かたくて、首が痛いよ。」
そして頭にタオルをまいてもらい、オイルを浸透させつつ、座浴。

自分の部屋で頭と体を洗い、ヨガへ。今日は最後のヨガ。
終了後、ヨガの先生にお別れの挨拶をすると、一緒に写真をとろうと。
私はカメラを部屋においてきてしまったので、先生のスマホだけで撮影。
先生、コレクションにしてるのかな。
合体技のヨガのポーズで、なにやらかっこいい写真がとれた。

 

撮影してくれたのは、イスラエル人の若い女性。
晩御飯の時、旦那さんと隣の席にきておしゃべりしていた。この度は新婚旅行だそうで、おめでたい。
日本がすごく好きなのだそうで、何回か日本を旅行し、秋にも福岡や長野に行くとのこと。
でも完全なベジタリアンで、刺身も食べられないし、かつお出汁や卵、乳製品もダメなのだ。
だから日本では、餅やコンビニの梅干しおにぎりばかり食べているのだそう。あとは昆布だし、精進料理等を食べるそうな。
「それ、日本ではすごい難しいよ。」と言うと、旦那さんは肉を食べられるので、深くうなずいていた。日本で動物性のものが混ざっていない食べ物を探すのは、大変そう。うどんもみそ汁も、気を付けないと、かつお出汁だったりする。
でもまだベジタリアンでなかった頃、トロの寿司を食べて、すごくおいしかったと言う。
それでも文化や人々など、日本のものがとにかく大好きなのだそう。
日本の闇をよく知っている私からすると、そんなに夢を持たせてしまっていいのだろうか、なんて思う。
イスラエルのTV番組で、ワンダフルジャパンというのがあり、日本の観光名所や文化が紹介されていて、それで虜になったらしい。日本政府が作らせた番組なのかしら。
旦那さんの鼻の調子が良くないからもう休むそうで、私も食べてから部屋で休むことに。

 

今日出発した患者さんは、今から私の頭の上を飛行機に乗って飛んでいく。さっきまで隣にいたのに、次は上空なんて不思議。
ちなみにここは空港のすぐそばで、15分に1回位真上を飛行機が轟音とともに飛ぶのだ。
せめて音だけでも見送りたいけど、私の瞼がもうもたないので。(つ∀-)オヤスミー

 

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10日目、日本の食事が恋しい@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

インドのケララ州、アーユルヴェーダの病院にて、持病の治療を受けること10日目。

病院にいるのもあと5日かと思うと寂しい。

やはり一昨日から受けているシロダーラの効果なのか、7時間眠れた。
一昨日位まで出ていた腕のポツポツと痒みも、すっかり出なくなった。日本にいた時からあった、膝の裏のかゆみもずいぶんよくなっている。

お隣さんが早朝出かけていく音がしたので、きっとヨガホールへ行ったのだろう。
私はベッドの上でヨガ。

7時、若返りのカプセルに入った薬を飲む。

7時半、セラピストが迎えにきて、ピッチリとかオイルバスとか呼ばれるトリートメントを受ける。
大量のオイルを全身にかけ流していく。トロトロと、体がガトーショコラになった感じ。結構汗をかいて、喉がかわく。
今日は昨日までよりもオイルの温度高め。時々セラピストが熱すぎないか聞いてくる。
今日はインドの祝日。
体を洗って外に出たら、セレモニーの準備をして、皆集合していた。
私もインドの国旗を受け取り、列に加わる。
マネージャーが挨拶、くす玉を割り、皆で国家を歌う。もちろん日本人とかは歌知らないので、気持ちだけ参加。おめでとう、インド。
ジャヤヘ~ジャヤヘー♪
そしてキットカットが配られて、解散。

本日の朝食は、カタール人のお隣さんと一緒に。
カタールについて色々教えてもらう。砂が多くて嫌になっちゃうらしい。
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仲良くなった日本人の患者さんが、スーパーへ行こうと誘ってくれたので、ご一緒させてもらう。
その前に病院で両替をしたら、1ルピー1.5円位だった。
病院が呼んでくれたリキシャで、高級住宅街を通り抜ける。

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10分程でASAADスーパーに到着。
病院の外に出ると、晴れているし、結構暑い。
↓これは前の通り。
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 広すぎず、狭すぎず、程よくまとまったスーパーで、アーユルヴェーダシャンプーやローション等も、100mgから売っていた。
ブラウンシュガーが1kg100円ちょっとで、つい買ってしまう。
バラマキ用の量の小さな土産は、ルルモール1階の大型のハイパーマーケットよりも、このようなこじんまりとしたスーパーの方が見つけやすいのでは、と思う。
往復20分程、運転手さんの待ち時間30分程で、2人で250ルピー+チップ少々。

 病院に戻り、12時の薬を服用後、昼食。食欲が戻ってきた。

1時、自室にて、尻からのヴァスティ=浣腸
これも、もう慣れた。

3時、トリートメントルームにて、シロダーラと座浴。
茶色い、ほんのりと甘い匂いのするお湯に腰まで浸かる。
時々セラピストが熱いお湯をつぎたしにきてくれる。
いい湯だな♪ババンババンバンバン♪
シロダーラは、一昨日、昨日よりもおでこが慣れたからか、長めになった。
気持ちいいとは思わないものの、おでこはもう大丈夫。でも首が痛い。
なぜなら、枕が江戸時代の時代劇に出てくるような、バカ殿で見たような四角いもので、木製のかたいやつなのだ。

その後、部屋に担当Drが問診にきた。
今日はシロダラで眠ったか?と聞かれ、いいえと答えると、少し困った顔をしていた。
あと、枕が痛いことも訴えた。
このDrは、私がこれが痛い、あれがしんどい等、体調の変化や要望を言うと、嬉しそうな顔をする。ちゃんと患者の状態を知りたい、とても熱心な人だ。

今日は祝日のため、ヨガ教室は無い。
ゆっくり部屋で過ごし、薬を飲んで夕食へ。

ここの料理は確かにおいしいのだけど、普段こんなに毎日スパイスをとることがないので、3食毎日カレーだと、食欲が無くなってくる。おいしいということは確かで、体調をくずすこともないのだけれど。
アーユルヴェーダは腹八分目なので、その位で残して構わないそう。
日本人の患者さんと、うどんが食べたいとか、どこそこのパフェが旨いとか、8時過ぎまで話し、食堂のスタッフが帰りたそうにしているので、その辺できりあげて部屋に戻る。

チャパティ、全粒粉でおいしい↓
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9日目、幸福とは@南インド、アーユルヴェーダ病院入院

持病の治療のため、インドのケララ州にある病院にて、アーユルヴェーダの治療を受けること9日。

昨日はシロダーラをして、私のひたいのサードアイにオイルがしみて大変だったが、効果はあったのか、いつもより1時間多く、7時間眠れた。
まだ夜明け前。ベッドの上でヨガをする。
オイルマッサージを受けていると、関節がやわらかくなる。

朝のトリートメントはオイルバス。
これはあいかわらず最高だ。
セラピストが、シロダラは好きか?と聞いてきた。分かってるくせに(笑)

朝食後、部屋でココナッツをチューチューしたり、薬を飲んだりして過ごす。
テラスにて、真上を轟音をたてて飛んでいく飛行機を撮影↓
地上から見ても、はっきりと車輪や「Air 〇〇」等の文字が見える程の近さ。
私もこうやって、ゴーッという音と共に、飛んできた。

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昼食を食べに食堂へ。
シェフが「日本もこんなに雨が降ることがあるのか?」と。
去年、岡山で水が上がったと伝えると、日本でもそうなのかと驚いていた。
ちなみにこの度のケララの洪水、シェフの家は高台で大丈夫だったとのこと。
他のアーユルヴェーダの施設も、川の下流の方にあるところは床上浸水したと、他の人から聞いた。雨季のケララはちょっと注意が必要かも。

13時:浣腸=ヴァスティ
便はだいたい1、2回出る。それでgood らしい。

その後、シロダーラと座浴。
今日のシロダーラは、昨日よりマシで、そんなに快適でもないが、大丈夫。
シロダーラの後って、シャンプーたくさん必要になるし、そんなに好きじゃない。

部屋に戻り、担当ドクターの問診を受け、頭と体をあらって、フィロソフィーの講義を受けに食堂へ。
英語だから、ほとんど理解できないかもしれないけど、暇だし、せっかくだし。
講師は、アーユルヴェーダ界で有名な、ここで一番偉いらしい、Dr.クリシュナ。
ちょっとゆっくり話してくれているような気もする。英語が出来ない私のための、合理的配慮か?しかし、途中でヨガの時間になると、ヨガへ行く私(ゴメン💦)
細かいところは理解できてないけれど、アーユルヴェーダの話だった。だいたいこんな内容↓
「人生において幸せとは、お金持ちになることではない。必要なのはアーユルヴェーダのフィロソフィー=哲学だ。タマスは動きのない状態、ラジャスは動きの多い状態、その2つのバランスが大切で、どちらかが過剰になっていると幸せは感じない。だからのんびりしすぎてもダメ。タマスは黒、ラジャスは赤、白はオージャスだ。」
なるほど、と思った。忙しい時は休暇がほしいと思うし、長期休暇でじっとしていると、それはそれで気分が滅入ってくる。バランスが取れている時が一番ハッピーだ。
他にも、「アーユルヴェーダには、ヴァータ、ピッタ、カパがあり、ヴァータが風で、ピッタが火、カパは水、自然は中性。」とか。
帰国したら、部屋にグリーンを増やそう。そして服の色もタマスとラジャスが半々になるようにしてみよう。

食べ物の話になったので、それはよく知っているし、ヨガへ。
私と同じように、講義を途中で抜けた人達と合流。
今日のヨガ参加者は、全員日本人。
終了後、ヨガの先生にプラマヤナ(呼吸中心のヨガ?)について質問。
英語ペラペラなお嬢さんもやってきて、通訳してくれて、皆で先生を質問攻めにする。
呼吸法をする時、内臓が息をするように、お腹の深いところを動かしつつ呼吸をするとか。(´・∀・`)ヘー

部屋で夕方の薬を飲んで、夕ご飯を食べに食堂へ。
仲良くなった人が、食欲が落ちたと言う。なぜか皆最初は食欲があり、3日をすぎると食欲が落ちるという。一昨日来たウガンダ人は、まだ食欲旺盛。「あと2日後ね」と予言しておいた。
隣の部屋のカタール人は、明日のトリートメント「ポディキチ」が辛いものでないか不安がっている。私も受けていたので、「それ気持ちいいよ。大丈夫。」と伝えた。
「今どんな治療受けてるの?」 私「オイルバスとか、メディカルオイルをお尻に入れるとか。」まあ、そんなのも受けているのね、とうなずいていた。
皆インド人っぽい顔をしているので分からなかったが、他にもオマーンから来た人等もいて、実は結構多国籍だった。

8時過ぎに部屋に戻り、洗濯をし、食後の薬を飲み、9時就寝💤 

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